- 2026/02/13 掲載
米電力会社が多額投資、データセンター需要で 料金上昇懸念も
[12日 ロイター] - 米国の電力大手がデータセンターからの需要急増に対応するため、新たな電力インフラへの投資を拡大している。12日にはアメリカン・エレクトリック・パワー(AEP)やエクセロンが投資拡大計画を発表した。
ハイテク大手が人工知能(AI)技術開発に向けてデータセンター建設を急ぎ、過去20年にわたり横ばいだった米電力需要が拡大する中、電力会社は送電網などの設備を増強している。このため多くの地域で電力価格が上昇し、業者間の競争も激化している。
AEPは12日、5カ年投資計画を720億ドル超に拡大すると発表した。追加で50億─80億ドルの送電・発電プロジェクトを特定したという。
エクセロンも4年間の投資計画を従来の380億ドルから413億ドルに引き上げた。
AEPはデータセンター顧客との契約が56ギガワットに達し、昨年10月から倍増したと説明。さらに180ギガワットの追加需要があると述べた。
需要増加の8割はアルファベット傘下グーグル、アマゾン・ドット・コム、メタなどハイパースケーラーがけん引しているという。
こうした中、政治家や規制当局からは、一般家庭向けの電力料金上昇を抑えるよう圧力が高まっている。
メリウス・リサーチのアナリスト、ジェームズ・ウェスト氏は「会話はアフォーダビリティー(価格の手ごろさ)に移っている」とし、連邦・州レベルで電気料金抑制に向けた取り組みが進められていると述べた。
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