• 2026/04/22 掲載

ディスコ、4―6月期純利益は24%増・出荷額は過去最高を見込む

ロイター

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Ritsuko Shimizu

[東京 22日 ロイター] - 半導体製造装置のディスコは22日、2026年4―6月期の連結純利益が前年同期比24.1%増の295億円になるとの見通しを発表した。生成AI(人工知能)関連を中心に設備投資意欲は引き続き堅調と見ている一方で、中東情勢により生じる調達・コスト動向は注視したいとしている。

投資意欲を図る上で重視している出荷額は、4―6月期で1320億円(1―3月期は1216億円)を見込んでいる。これは四半期ベースで過去最高となる。4―6月期の想定為替レートは1ドル157円、1ユーロ181円。

中東情勢に関連した影響については「需要面と供給面を切り分けて考える必要はあるが、直接的な影響は限定的」(IR室)とした。原材料価格高騰については、原価率30%のうち部材・原材料が占める割合はさらに低く、十分に吸収可能だとみている。

同社は半導体・電子部品業界における投資意欲が短期間で激しく変動することから、通期予想を発表していない。アナリスト21人の27年3月期通期純利益の予想平均値は1690億円となっている。

設備投資は前期並みの約330億円を計画している。合理化投資や今後の需要の増加に対応する設備拡張などを実施する。

26年3月期の連結売上高は前年比11.1%増の4368億円、営業利益は同10.9%増の1849億円、純利益は同9.4%増の1355億円で、それぞれ過去最高となった。生成AI向けを中心に装置の出荷が増加した。人件費や研究開発費が増加したものの、増収効果で吸収した。年間配当は505円(前期413円)で過去最高となる。

2026年1―3月期は、機械装置の検収が進捗したほか、消耗品出荷も堅調だったことから増収となったほか、高付加価値製品の貢献や為替影響により収益性も向上した。

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