- 2020/12/07 掲載
仏ソジェン、2025年までに国内で600支店閉鎖へ
ソシエテ・ジェネラルと傘下のクレディ・デュ・ノールのリテール網を統合する。
統合によるコスト削減効果は、2024年が3億5000万ユーロ(4億2400万ドル)以上、2025年は4億5000万ユーロ近くに達する見通し。
同行は「この移行により、支店数は2020年末の約2100店舗から2025年末には約1500店舗になる」としている。
同行は、傘下のオンライン銀行「ブルソラマ」について、顧客数を2020年の250万人から2025年に450万人とする目標を掲げているとも表明。「ブルソラマは5年間で200万人以上の顧客を獲得した。今後数年間、新規顧客の獲得に向けた投資を続ける」とした。
ブルソラマは、累積損失が2023年までに2億3000万ユーロに達する見通しだが、2023年には1億ユーロの純利益、2025年には2億ユーロの純利益を計上する見込みという。
ソシエテ・ジェネラルのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は、収益力を強化するため、事業の見直しを進めている。
今年は株式・クレジット仕組み商品部門の見直しを開始したほか、近年は中東欧の事業を売却している。
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