- 2020/12/22 掲載
日本ユニシス、「高野山デジタルパス実証事業」を近畿運輸局・和歌山県から受託
チケットのデジタル化により、販売所を介することなくいつでもどこでも購入できるようになり、キャッシュレスへの対応・人と人との接触の最小限化など、withコロナ時代の観光需要に対応した高野山内の周遊促進をサポートします。
【背景】
世界遺産登録後、高野山を訪れる観光客は、日本はもとより世界中から170万人を超え、駅などの交通拠点から観光施設、ウォーキングポイントまでの二次交通の利便性の向上、またwithコロナ時代の観光需要への対応が課題となっていました。
【高野山デジタルパスの概要】
「高野山デジタルパス」は、バス1日フリー乗車券、付帯する飲食店などの割引クーポン、諸堂共通内拝券、霊宝館入場券を、専用アプリのダウンロードなどの手間なく、Webブラウザ経由で購入することができます。チケットのデジタル化により、販売所を介することなくいつでもどこでも購入できるようになり、キャッシュレスへの対応・接触の最小限化など、withコロナ時代の観光需要に対応した高野山内の周遊促進をサポートします。
デジタルパスの仕組みには、当社の旅行商材流通サービス基盤「Offer Links」が採用されています。「Offer Links」は、運輸・観光事業者向けにワンストップ&シームレス&魅力的に観光商材を提供するSaaSサービスです。「Offer Links」の活用により、旅行者はバス・店舗など異なる事業者が提供するデジタル対象商品を一括購入し、バス乗車、寺社・店舗でのチケット利用までをワンストップで実現することで、ストレスフリーな旅の提供が可能となります。また、今後、販売商材が増えた場合は、旅行者の属性に合わせたパーソナライズオファーの実施や登録した観光商材を、「Offer Links」を通して繋がる他の旅客運輸・観光事業者との相互販売を実現することで、売上向上への貢献、購入データの一元管理によるデータの利活用も可能となります。
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