• 2026/08/04 11:00 掲載

グーグル、Google EarthのAI画像生成機能を公開翌日に提供停止 偽画像拡散の懸念受け

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米グーグルは、地図サービス「Google Earth」に追加したAI画像生成機能「Nano Banana 2」の提供を、リリース翌日の2026年7月31日に一時停止した。同機能は衛星画像に架空の風景を合成できるものだが、実在の座標情報を利用した精巧な偽画像が作成可能であり、紛争地などに関する誤情報拡散に悪用されるリスクを専門家が指摘していた。
グーグル、Google EarthのAI画像生成機能を公開翌日に提供停止 偽画像拡散の懸念受けの画像
米グーグルは新たに公開した「Google Earth」上で画像の生成、合成が可能な機能をリリースした翌日に公開停止とした
(画像:グーグル公式HP
 グーグルは2026年7月30日、Google Earth上でテキスト入力により画像を生成・合成できる機能「Nano Banana 2」を公開した。グーグルはこの機能に関して、空き地に建築物を仮想的に配置するなどの用途を想定していた。

 しかしリリース直後から、複数メディアや専門家により、同ツールを悪用した誤情報拡散の危険性が指摘された。特に、実在の地理情報に偽の建物の破壊状況などを合成できるため、偽画像が本物の地図の信頼性を引き継いでしまう点が問題視された。

画像
【画像付き記事全文はこちら】
Google Earthの新機能は公開された翌日に、偽画像拡散のリスクから公開終了となった
(画像:本文をもとに生成AIで作成)

 グーグルは生成画像にAIを示す透かしを入れるなどの対策を講じていたが、一部の検証では検知ツールを回避できることが判明。これを受け、グーグルは7月31日に声明を発表し、一部のユーザーがポリシーに違反する画像を共有している事実を確認したと説明した。

 同社はGoogle Earthが信頼できる情報源として利用されている重要性を認識しているとしたうえで、より強力な安全対策を実装するまでの間、同機能の提供を停止する措置をとった。

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