• 2026/08/04 16:00 掲載

マイクロソフトがCopilotを統合「AIスーパーアプリ」を年内に提供へ

チャットやコーディング、AIエージェント機能をアプリに統合

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米マイクロソフトは同社のAIアシスタント「Copilot」の各機能を1つのアプリケーションに統合した「スーパーアプリ」を年内に提供する方針を明らかにした。チャットやコーディング、自律的にタスクを処理するAIエージェント機能を一元化し、個人および法人の両ユーザーに向けて展開する。
マイクロソフトがCopilotを統合「AIスーパーアプリ」を年内に提供への画像
(Photo:Microsoft Build 2026 | Satya Nadella )
  米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、2026年7月29日に開催した2026会計年度第4四半期の決算説明会において、AIアシスタント「Copilot」を統合したスーパーアプリを開発中であり、同年7~9月期中に提供を開始する計画を発表した。
 新たに提供されるスーパーアプリは、対話型の「Chat」、共同作業を支援する「Cowork」、自律的にタスクを実行する「Autopilots」、プログラミング支援の「Code」の4つの主要機能を単一のインターフェースに統合する。現在、同社は消費者向けのウェブ版や法人向けのMicrosoft 365、開発者向けのGitHubなど、製品やプラットフォームごとに異なる形態でCopilotを展開している。今回の統合により、分散していたAI機能が1つのプラットフォームに集約される。

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【図版付き記事はこちら】MicrosoftがCopilot統合「AIスーパーアプリ」を年内提供へ(図版:ビジネス+IT)

 ナデラCEOは説明会の中で、Copilotが単なるチャットツールから、ユーザーの実務を代行し自律的に機能するエージェントへと進化していると言及した。スーパーアプリは個人と法人の双方を対象として設計されており、ログインするアカウントに応じて提供されるツールやデータへのアクセス権限が切り替わる仕組みを採用する。法人向けアカウントで利用する場合、現行のMicrosoft 365に適用されているセキュリティ基準やコンプライアンス機能はそのまま維持される。

 この統合構想は、これまで消費者向けと法人向けで分断されていた開発チームを統合する社内の組織再編によって推進されている。新たな責任者の指揮下にチームが集約され、組織的な壁を取り払うことで単一アプリの開発体制が整備された。

 同日の決算発表では、クラウドサービス「Azure」の年間売上高が1000億ドルを突破したことや、Microsoft 365 Copilotの有料ユーザー数が3000万人を超えた事実も報告された。用途ごとに異なるツールを起動する手間を省き、チャット応答からコード生成、複雑な業務プロセスの自動化までをシームレスに繋ぐことで、マイクロソフトは生成AIの主戦場を対話から自律的な業務遂行へと移行させる。

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