• 2021/01/13 掲載

男性化粧品、除毛が人気=ウェブ会議、メークで見栄え―新型コロナ

時事通信社

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成長が期待される男性用化粧品市場で、腕や脚の除毛や顔の見栄えを良くする商品が人気だ。美容意識の変化で、男性らしさの象徴との見方もあった体毛は、特に若い男性の間で「無駄毛」として敬遠されがちに。新型コロナウイルス感染拡大を受け、衛生意識の高まりから除毛で清潔さを保ちたいとの思いや、リモートワークのウェブ会議で映りを気にする需要にも対応する。

マンダムは2月、主力の男性用ブランド「ギャツビー」から、除毛クリームなど体毛ケア商品を新たに発売する。「体毛を気にする男性が増え、自然な仕上がりやツルツルといったさまざまな見た目に対応できる」(広報)ように開発し、初心者でも手軽に使えるようにした。

同社の市場調査によると、昨年11月の体毛ケア関連消費は前年同月比で約9割増加した。市場規模こそ小さいが、この5年で約3倍に拡大し、今後も成長が期待できるという。

メーカーの間では、男性向けメーク品を積極的に展開する動きもある。オルビス(東京)は昨年、男性用ブランド「ミスター」で青ひげや目にできるくまを目立たなくするクリーム、眉やひげを描くペンシルなどを充実させた。

化粧品市場全体では、新型コロナでマスク着用が習慣となったことで、口紅を筆頭に消費が落ち込んでいる。一方、リモートワークの普及でウェブ会議が増えたことで、顔色など肌の悩みを気にする男性がメークを取り入れる傾向もある。

オルビスはオンライン上で美容部員が男性にメークレッスンを行うサービスも開始し、「男性のメークを当たり前にしていきたい」(ミスター担当者)と期待を寄せる。

【時事通信社】 〔写真説明〕腕に除毛フォームを使用する男性(マンダム提供) 〔写真説明〕顔色を明るくするメーク品を使うオルビス社員=昨年12月、東京都品川区

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