- 2021/01/14 掲載
TSMC、第4四半期は過去最高益 在宅勤務など寄与
新型コロナウイルスの流行に伴う在宅勤務の増加や、米アップルの新型iPhone投入で高性能半導体の需要が拡大した。
第4・四半期の純利益は前年同期比23%増の1428億台湾ドル(51億ドル)。リフィニティブがまとめたアナリストの予想平均1353億9000万台湾ドルを上回った。
売上高は22%増の126億8000万ドル。自社予想は124億ー127億ドルだった。
アナリストによると、iPhone12などの高性能スマートフォンや、第5世代(5G)移動通信システム、人工知能(AI)といった新技術を搭載した機器の需要が好調で、高性能半導体の販売が伸びている。
企業が在宅勤務者向けに通信容量を増やしていることや、在宅勤務者が高性能の機器に投資していることも、業績を押し上げる要因となった。
TSMCの株価は今年に入り11%以上上昇。時価総額は5607億ドルに達している。
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