- 2021/01/14 掲載
グーグルのフィットビット買収承認=健康端末大手、競争制限せず―公取委
公正取引委員会は14日、健康管理に特化したウエアラブル端末大手で、日本でも広く事業を行う米フィットビットをめぐり、米グーグルによる買収計画を条件付きで承認すると発表した。健康データを活用して国内広告事業でも優位に立つと懸念されたが、グーグルがまとめた対策を講じれば競争は制限されないと判断した。
グーグルは2019年11月、フィットビットを21億ドル(約2200億円)で買収すると発表。両社とも日本で事業を展開し、競争制限の恐れから公取委が審査に着手していた。対策は買収後10年間、フィット社の競合他社製品にもグーグル製基本ソフト(OS)搭載スマートフォンとの接続を保証。健康データを広告に使わないなどの措置を公取委に申し出た。
【時事通信社】
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