- 2021/01/15 掲載
百貨店4社の売上高3~4割減=コロナ禍、3社が営業赤字―昨年3~11月期
百貨店大手4社の2020年3~11月期決算が14日、出そろった。売上高は前年同期比で3~4割と大幅減。新型コロナウイルス感染拡大を受けた春先の臨時休業や、入国制限による訪日客激減が響いた。年末以降の感染急拡大を受け、足元でも「首都圏の大型店の落ち込みが大きくなっている」(そごう・西武)という。
本業のもうけを示す営業損益は3社が赤字。赤字額は高島屋が105億円、そごう・西武は70億円、松屋は32億円だった。高島屋は02年の四半期決算開示以降、初の赤字。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングは、経費節減や不動産事業が下支えし、18億円の黒字を確保した。
【時事通信社】
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