• 2021/01/15 掲載

福井・福邦提携、合理化促進がカギ=コロナ禍で再編機運高まる―地銀

時事通信社

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福井銀行と福邦銀行が資本提携することで基本合意した。店舗やシステム面でより大きい統合効果を見込める子会社化を念頭に協議を続ける。子会社化を通じ、いかに合理化を進めるかが提携の成否のカギを握ると言える。超低金利継続と新型コロナウイルス感染拡大で地銀の経営は厳しさを増しており、再編機運が一段と高まっている。

地銀再編では、合併に比べ自行の独立性を一定程度保てるため、持ち株会社の傘下に複数行を置くケースが多い。ただ、傘下行間の力関係があいまいで、システムなどで統合協議が難航するケースもあった。

子会社化では「2行の強弱関係が明確になる」(金融庁幹部)メリットがある。実現すれば融資先をすみ分けられる一方、システムや事務処理は福井銀主導で合理化が進むとみられる。

金融庁は「地銀再編にはさまざまな選択肢があってよい」との立場だ。資本提携が福邦銀の公的資金返済につながる点も歓迎している。

地銀再編をめぐっては、青森県内で青森銀行とみちのく銀行の経営統合観測も浮上するなど、生き残りを懸けた動きは水面下で活発だ。異業種連携では、インターネット金融大手SBIホールディングスと資本業務提携する地銀が7行に上っている。

【時事通信社】

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