- 2021/01/22 掲載
ESG投資、「長期的収益に貢献」=宮園GPIF理事長
GPIFは2017年から計1兆円でESG投資を始めた。20年3月末時点で、国内外の株式での投資額は計5.7兆円となり、同年12月にはさらに1.3兆円を追加投資した。
宮園理事長は「ESG活動は長期投資の収益に資する、ひいては被保険者の経済的な向上につながる」と語った。
世界中で環境問題への関心が今まで以上に高まる中、宮園理事長は、特に気候変動がリスクとなる可能性があるとの懸念を示し、長期投資家として正面から取り組むべき課題だと述べた。
2050年のカーボンニュートラルに向けて、企業による情報開示の促進やエンゲージメントの強化にも取り組んでいくとの考えを併せて示した。
(新田裕貴)
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