- 2021/01/22 掲載
「ムーンライトながら」運転終了=大垣夜行、歴史に幕
JR東日本とJR東海は22日、東京駅と大垣駅(岐阜県大垣市)を結ぶ臨時の夜行快速列車「ムーンライトながら」の運転を終了すると発表した。国鉄時代から「大垣夜行」として親しまれてきたが、車両の老朽化に加え、深夜高速バスや安価なビジネスホテルの充実で使命が薄れ、歴史に幕を閉じる。
大垣夜行は普通列車として運行。普通・快速列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」で利用でき、安価な移動手段として人気だった。1996年からは全席指定の「ムーンライトながら」として運行してきた。
近年は夏休みなどに合わせた臨時列車となっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年3月以降は運行されていなかった。
【時事通信社】 〔写真説明〕運転終了が決まった臨時の夜行快速列車「ムーンライトながら」(JR東日本提供)
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