- 2021/01/25 掲載
コロナ対策「ある程度成功」=市場安定、倒産抑制で―日銀総裁
黒田東彦日銀総裁は25日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)関連イベントにオンライン形式で参加した。黒田総裁はその中で、日本政府や日銀の新型コロナウイルス感染症対策について「ある程度成功した」と語り、金融市場の安定や企業の資金繰り支援による倒産抑制などで効果を発揮したとの認識を示した。
黒田総裁は「日本経済は2021年度末から22年度初頭にコロナ禍前の水準に戻る」と指摘。その上で、先行きの経済成長には「デジタル化の推進が重要だ」と強調し、コロナ感染収束後を見据え、産業構造改革に向けた取り組みの必要性を訴えた。
【時事通信社】
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