- 2021/01/26 掲載
ノートPC出荷、過去最高=在宅勤務拡大で―20年
電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表した2020年のノートパソコン(PC)国内出荷台数は、前年比25.1%増の894万5000台となった。新型コロナウイルス感染防止に向けた在宅勤務の普及や、小中学生に1人1台PCを配備する「GIGAスクール構想」を追い風に、8年ぶりに過去最高を更新した。
デスクトップを含めた全体の出荷台数は、7.4%増の1045万5000台で、6年ぶりに1000万台を超えた。消費税増税前の駆け込み需要や、米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ7」のサポート終了に伴う買い替えで好調だった前年を上回った。ただ、比較的安価な製品が売れたため、全体の出荷額は8.9%減の8313億円にとどまった。
JEITAは「在宅勤務の普及がさらに進めば、今後もパソコン需要が見込める」と指摘している。
【時事通信社】
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