- 2021/02/02 掲載
為替政策で「緊密に議論」と麻生氏、日米財務相が初の電話会談
電話会談では麻生氏が冒頭、「日米のカウンターパートとして一緒に働けることを楽しみにしていると申し上げた」と語った。経済分野での意見交換では「今後も日米で親密に連携していくことを確認した」と述べた。
財政政策を巡って「大胆な経済対策による危機からの早期脱却が最優先」との認識も示した。先に成立した2020年度3次補正予算に関する説明に加え、「今後の財政の持続可能性を確保することの重要性も伝えた」とした。
中国を巡る政策に関しては「途上国の債務問題、デジタル人民元、気候変動問題などについて日米を核にしてG7が連携して対応していくことが必要」との認識を示した。一方、国際課税について「グローバルな解決策の合意に向けて米国の新しいチームとも協力して速やかに国際的な議論を進めていきたい」との考えを述べた。
(山口貴也)
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