- 2021/02/02 掲載
三菱自、純損失2439億円=新車販売が低迷―20年4~12月期
三菱自動車は2日、2020年4~12月期の連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで新車販売が振るわず、純損益は2439億円の赤字(前年同期は117億円の赤字)だった。売上高は前年同期比42.8%減の9527億円、営業損益は866億円の赤字(同36億円の黒字)。
世界販売台数は前年の同じ時期と比べ4割減と、自動車大手の中で落ち込み幅が特に目立った。足元でも競合他社の販売が回復傾向に入る中で大きく立ち遅れている。
同社はリストラ策として子会社パジェロ製造(岐阜県坂祝町)の閉鎖や希望退職募集など構造改革を進めているが、効果が出るには時間がかかる見通し。
21年3月期の連結業績予想は3300億円の純損失。赤字幅は従来予想より縮小する見込み。
【時事通信社】
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