- 2021/02/03 掲載
ロビンフッド、アプリダウンロード210万件に急増 取引制限でも
ロビンフッドは先週、米ゲーム販売ゲームストップなど、急騰していた一部銘柄の取引を制限。個人投資家を犠牲にし、ウォール街を保護する措置だとの批判が上がっていたものの、同社のアプリ利用の勢いは衰えておらず、年内に新規株式公開(IPO)を控える中、投資家の懸念は和らぐとみられる。
JPモルガン・セキュリティーズのアナリストは、ロビンフッドのプラットフォームが「営業上の試練の時期となった先週、これまでにない成長を示し、今後も証券アプリ業界を大きく引き離す」との見方を示した。
センサー・タワーにデータによると、個人投資家による証券取引が活発化する中、競合のソーシャル・ファイナンスのアプリのダウンロード件数も先週900%、フィデリティも751%それぞれ急増した。
また、ロビンフッドは2日、ゲームストップのほか、映画館チェーンAMCエンターテインメント・ホールディングスや通信機器ノキアなどの5銘柄に対する取引制限を緩和。ゲームストップ株の購入制限は20株から100株に引き上げられた。
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