• 2021/02/12 掲載

アサヒ、欧州事業の減損リスクはさほど大きくない=CFO

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 12日 ロイター] - アサヒグループホールディングスの勝木敦志・最高財務責任者(CFO)は12日の決算会見で、欧州事業の減損リスクについて「(減損まで)余裕がある。リスクはさほど大きくない」と述べた。

欧州は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部ロックダウンが続いており、業務用が苦戦している。2020年の欧州事業の事業利益は、為替を一定として見た場合、前年比23%減となった。21年は、ブランド投資を強化する中で、販売数量の回復やプレミアム化により、同18%増の回復を見込んでいる。

21年12月期(国際会計基準)の連結営業利益予想は前年比59.8%増の2160億円。IBESがまとめたアナリスト15人のコンセンサス予想では通期の連結営業利益予想の平均値は2186億円。

20年12月期の連結営業利益は前年比32.9%減の1351億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響で外食向けの需要が大幅に減少した。セグメント別では、酒類事業が36%減となったほか、国際事業も31%減となった。

勝木CFOは「国内の業務用は、20年に40%減となった。今年は回復するものの、10%増にとどまる。新型コロナの影響は、年末まである程度続く」と述べた。一方、欧州は国内よりも回復が早く「今年いっぱいかけて、一昨年の水準に戻していく」という。

同社は東京五輪・パラリンピックのスポンサー企業の1社。小路明善・最高経営責任者(CEO)は「いかに安全に開催するか、国民の開催への理解をどう高めるか」という2点が最も重要と指摘した。

(清水律子)

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます