- 2021/02/22 掲載
長期金利0.115%に上昇=2年3カ月ぶり水準―東京債券市場
22日の東京債券市場で、長期金利の指標とされる10年物国債利回りが上昇(価格は下落)し、一時0.115%と2018年11月以来、2年3カ月ぶりの水準を付けた。
前週末の米国市場では、1兆9000億ドル(約200兆円)に上る大型経済対策による景気浮揚効果への期待感から、安全資産とされる債券が売られて長期金利が上昇。連動する形で国内でも利回りが上がった。
長期金利をめぐっては、日銀が3月に公表する金融緩和政策の点検で、「変動幅拡大を容認する見方が強まっている」(国内運用会社)との声が聞かれ、上昇を後押ししているとみられる。
【時事通信社】
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