• 2021/03/08 掲載

コロナ担当職員の残業問題、西村再生相が改善を担当政務官に指示

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[東京 8日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は8日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス対策を担当する職員の残業が過労死ラインを超えている問題に関し、担当政務官に改善を指示したと明らかにした。宮沢由佳委員(立民)への答弁。

<秘書官交代3人、コロナ室もテレワーク検討>

西村再生相が陣頭指揮を執る政府の新型コロナ対策室では、1月の平均残業時間が122時間、最も長く残業した職員は378時間と、労働災害対象(100時間)となる超過勤務となったことが問題視されている。

西村再生相は「1月は緊急事態宣言と特措法改正、予算委員会や内閣委員会があった」と指摘しつつ「もちろん、できる限り残業は少ない方が良い。特定のひとに業務が集中する実体があるようだ」と説明した。

他の閣僚と異なり西村再生相は記者会見の回数が多いことも職員の負担では、との質問に対し、西村氏は「正確な情報を発信するため(コロナ禍以降)昨年8月まで毎日会見を開催していたが、8月以降は休日は会見を行っていない。その後毎日でなく必要な時のみ会見している」とした。

西村再生相の秘書官が交代後、過労で入院した経緯があり、宮沢委員はこれまでに交代した秘書官の人数を質問。西村氏は3人と回答した。

西村氏は政府のコロナ担当として企業に対してテレワーク(在宅勤務)の推進を日々奨励しているが、これまでコロナ対策室ではテレワーク実施例はゼロだった。西村氏は業務の緊急性などが理由と釈明したうえで、データ分析などの作業はテレワークを進める方針を示した。

(竹本能文※)

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます