- 2021/03/08 掲載
認知症に備え代理人=預金引き出し可能に―三菱UFJ
三菱UFJフィナンシャル・グループは8日、認知症などによる判断能力の低下に備え、顧客が金融取引の代理人をあらかじめ指定できる新サービスを22日に導入すると発表した。指定後に顧客の認知能力が低下した場合、専用の診断書を提出すれば、代理人が預金を引き出したり、投信信託を売却したりして、本人の医療費に充当できる。
新サービスは無料で、傘下の三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で利用できる。代理人は原則として配偶者か2親等以内の親族だが、それ以外のパートナーの指定にも状況を踏まえて対応する。途中で代理人指定を解除することも可能だ。
【時事通信社】
PR
PR
PR