- 2021/03/17 掲載
17日の日経平均は7日ぶり反落、FOMC控え様子見
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 29914.33 -6.76 29836.83 29825.16─29984.97
TOPIX 1984.03 +2.53 1972.43 1971.36─1984.03
東証出来高(万株) 125284.00 東証売買代金(億円) 25794.22
東京株式市場で日経平均は7日ぶりに小幅に反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見を17日午後(日本時間18日未明)に控え、1日を通して様子見ムードに支配される展開となった。全体的に値動きに乏しく、日経平均は前日終値を挟んだ動きとなり、値幅は上下約159円にとどまった。
TOPIXは7日続伸し0.13%高。連日のバブル崩壊後の高値更新となり、1984.03ポイントで高値引けとなった。東証1部の売買代金は2兆5794億2200万円。東証33業種中、医薬品、不動産業、陸運業、化学工業などの20業種は値上がり。半面、鉱業、鉄鋼、空運業などの13業種は値下がりとなった。
市場の関心は、パウエル議長の発言を受けた後の米長期金利の動向だ。市場では「米長期金利の上昇が警戒される中で、パウエル議長がどのような発言をするか想像がつかないため、動きづらい。国債市場も含め、マーケットがどう反応するか見極めたい」(岡三アセットマネジメントのシニアストラテジスト、前野達志氏)との声が出ていた。
個別では、ファーストリテイリング、アドバンテストが上昇。ソフトバンクグループ、テルモは下落した。
東証1部の騰落数は、値上がり1409銘柄に対し、値下がりが682銘柄、変わらずが104銘柄だった。
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