- 2021/03/17 掲載
東電HD社長「重く受け止める」=柏崎刈羽原発の侵入検知不備
東京電力ホールディングス(HD)の小早川智明社長は17日、参院予算委員会に参考人として出席し、東電柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の核物質の安全管理不備に絡んで原子力規制委員会から最も深刻なレベルと評価されたことを「重く受け止める。地域の皆さまに心配をお掛けしおわびする」と陳謝した。立憲民主党の森裕子参院幹事長の質問に答えた。
柏崎刈羽原発では核物質防護設備の一部機能が停止し、不正侵入を検知できなかった恐れが新たに発覚。森氏は「テロを意図した人が(原発に)入れるどうしようもない状況だ」と東電の管理体制を厳しく批判した。東電に対する政府指導の在り方や、原発再稼働を進める方針にも疑問を呈した。
【時事通信社】
PR
PR
PR