• 2021/06/28 掲載

人気車は半年待ち=半導体不足、販売に影響

時事通信社

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新車が購入者の元に届くまでの期間が長期化している。自動車用半導体の不足が原因だ。メーカーは年明けから減産を強いられ、販売現場にも影響が及んだ形。人気車の納車は、数カ月延びて半年程度かかるようになった。半導体不足の解消は見通せず、各社は対応に追われている。

トヨタ自動車の人気小型車「ヤリス」は、2~3カ月だった納期が2カ月程度延びた。生産するトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は6月、2工場で最大8日間生産を停止。国内メーカーの中では半導体不足の影響を最小限に抑えてきたトヨタも、大幅な生産調整を余儀なくされている。関東地方のトヨタ系販売会社では、メーカーによる売れ筋車種の割り当て台数が、7月は当初の4分の1に減らされた。

日産自動車は、今年夏ごろに予定していた新型電気自動車「アリア」の国内発売を今冬に延期した。ホンダの新型スポーツ用多目的車(SUV)「ヴェゼル」も一部で納車が遅れている。

自動車販売関係者によると、納車遅れは5月以降、目立つようになった。顧客の問い合わせにも明確に回答できない状態だ。車検を機に買い替えを検討しているユーザーには、販売店が検査費用の一部を負担し、納車までの間、乗り続けるよう勧めるケースも出ている。この状況は当面続くとみられ、「売れ筋の軽自動車だと、今予約して年内に手元に届くかどうか分からない」(販売店関係者)と嘆く声が上がる。

【時事通信社】 〔写真説明〕トヨタ自動車の人気小型車「ヤリス」(同社提供)

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