- 2021/07/21 掲載
英経済、6月は回復の勢い鈍化 接客業は好調=ロイズ銀
6月は調査対象の14業種のうち5業種が活動の加速を報告。屋内の飲食などの制限解除により、パブ、レストランを含む接客業の業況は9年ぶりの高水準となった。
ただ、5月は14業種のうち11業種が活動加速を報告していたため、勢いは鈍った。
ロイズ銀行コマーシャルバンキング部門の経済・市場インサイト責任者、ジーボン・ロレイ氏は「大半の業種での生産高の伸び減速は、英景気回復が新たな局面に入りつつあることを示している」と分析。ロックダウン(封鎖措置)後の企業活動再開でこれまで毎月見られた急速な生産拡大は今後、あまり見られなくなるだろうと予想した。
14業種のうち11業種では、今後12カ月の生産高拡大に関する楽観度が低下した。インフレや生産能力の制約、人員不足を巡る懸念が響いた。
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