- 2021/10/06 掲載
ユーロ圏の銀行の不良債権、第2四半期も減少=ECB
大手114行の第2・四半期の不良債権は4220億ユーロ。第1・四半期は4550億ユーロだった。不良債権比率は2.54%から2.32%に低下した。
不良債権は、新型コロナウイルスの流行期間中を通じ、予想外に低水準で推移した。政府の返済猶予や債務保証により、企業が債務返済の基準を満たせたことや、銀行が早期の債務再編に消極的だったことが背景。
ただ、企業の業績は低迷しており、ECBは政府の支援措置が解除されれば、一部の企業の資金繰りが悪化すると警告している。
上半期の減損処理・引当金は、前年同期のわずか3分の1。銀行の利益を大きく押し上げる要因となる。
不良債権比率が最も高かったのはギリシャで、14.8%。ただ、不良債権比率は過去1年で半分以下に低下している。銀行部門が脆弱だとみられているスペインの不良債権比率は、前年同期から小幅に上昇した。
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