- 2021/11/08 掲載
欧州投資銀とアリアンツGI、官民気候ファンド設立へ 5億ユーロ
ファンド名は「新興市場気候行動ファンド(EMCAF)」でファンド・オブ・ファンズの形態をとる。
ファンドには、ドイツ、ルクセンブルク両政府のほか、北欧開発基金、アリアンツGIの親会社アリアンツ、スイスの保険会社Folksamも投資する。
EMCAFは、他の気候ファンドや気候プロジェクトに投資し、「インパクト投資の最重要な取り組み」を目指す。
具体的には、アフリカ、アジア、中南米、中東の気候プロジェクトに投資する意向。太陽光発電・風力発電などの再生可能エネルギーや、住宅・産業のエネルギー効率化、インフラの耐性強化に投資する。
投資家には、再生可能エネルギーの生産量や二酸化炭素の排出削減量など、達成した成果について詳細なリポートを提供する。
EIBは、EMCAFの投資アドバイザーとして、投資先の選定・評価に責任を持つ。アリアンツGIは、ファンドの運用を担当する。
アリアンツGIのトビアス・プロス最高経営責任者(CEO)は「インパクト投資では、『良いことをする』『リターンを稼ぐ』という二つの目標を一回の投資で結びつけることができる」と表明した。
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