- 2021/12/02 掲載
韓国CPI、11月は10年ぶり伸び率 追加利上げ観測強まる
食品やエネルギー価格が押し上げ要因となり、中央銀行の2%目標を8カ月連続で上回っている。
ロイターがまとめた市場予想の3.1%上昇も上回った。
インフレ圧力の高まりを受け、韓国銀行(中央銀行)が来年1月14日の政策決定会合で追加利上げを行うとの観測が強まった。
中銀は先週、新型コロナウイルス禍後で2回目となる利上げを決定し、来年のインフレ率予測を2.0%に引き上げた。高インフレを一過性とする根拠が薄まりつつある中、再利上げに余地を残した。
11月の総合CPI構成品目のうち、石油価格が前年比35.5%上昇、畜産物価格が15%上昇と特に大きく値上がりし、全体の伸びに寄与した。
食料品と燃料を除くコア指数は1.9%上昇。10月の2.4%から伸びが鈍った。
総合CPIは前月比で0.4%上昇と、市場予想の0.2%下落に反して上昇した。
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