- 2022/05/27 掲載
JR東海の葛西敬之氏死去=名誉会長、「国鉄改革3人組」―81歳
国鉄改革の立役者の一人で、JR東海社長を務めた名誉会長の葛西敬之氏が死去したことが27日、分かった。81歳だった。
東大法学部を卒業し、1963年旧日本国有鉄道(国鉄)入社。87年、国鉄分割・民営化により発足したJR東海の取締役となり、95年から9年間にわたり社長を務めた。会長を経て2014年4月から名誉会長。
JR東日本、JR西日本の社長をそれぞれ務めた松田昌士氏(故人)、井手正敬氏とともに「国鉄改革3人組」と呼ばれ、分割・民営化に尽力。労務・職員問題の責任者として、反対運動を展開する労働組合との交渉に当たった。JR東海の社長就任後は、完全民営化の下地をつくったほか、輸送力拡大のため東海道新幹線の品川駅を開業した。
【時事通信社】 〔写真説明〕葛西敬之氏
JR東海名誉会長
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