- 2022/05/31 掲載
凸版印刷とEVERING、キャッシュレス決済とドアの解錠可能なスマートリング事業で協業
両社は今後、不動産、セキュリティ、自動車、教育、エンターテインメントなどの各業界向けに、「EVERING」を活用した新しいサービスを開発、提供していきます。さらに、バイタルデータを取得できるリング型デバイス(開発中)を活用し、ヘルスケア分野においても新サービスの開発を目指します。
■本提携の背景
近年、キャッシュレス決済の普及に伴う決済方法の多様化や、入退室管理や製造オペレーション、エンターテインメントなど多くのシーンでの非接触操作の導入に伴い、手首や腕、頭などに装着するウェアラブルデバイスが注目を集めています。
EVERINGは、VISAのタッチ決済ができるスマートリング「EVERING」を2021年に日本で初めて販売し、タッチレス決済だけではなくID認証によるドアの施錠・解錠などへ機能を拡張することで、あらゆる生活導線を一つに繋げ、より利便性の高い社会の実現を目指しています。
一方、凸版印刷は、ICカード事業における豊富な経験を通じて、暗号、認証および不正アクセス防止など、業界最高水準のICカードセキュリティ技術を培ってきました。
本提携により、リング型デバイスとしての携帯性に、個人情報を安全に扱うセキュアな運用体制と電子鍵をデジタルデータとして取り扱う暗号化技術が加わります。「EVERING」は、ファッション性、利便性と安全性を高いレベルで融合する次世代デバイスとして、ウェアラブルコンピューティングの可能性を拡げていきます。
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