- 2022/06/24 掲載
豪政府、資源業界にセクハラ対策促す構え 加害者の記録作成など
報告書は資源大手のBHPやリオティントが違法な犯罪行為を見過ごしていると批判した。
資源業界に女性差別や嫌がらせの文化があるとの懸念に対し、昨年は世論の怒りが高まり、国内で性被害を告発する「#MeToo」運動が広がった。西オーストラリア州は1年間にわたり調査を実施した。
キング氏は、報告書で提言された加害者の記録作成を含めた24項目のセクハラ防止対策について、連邦政府として後押しする考えを表明。「政府は資源部門のセクハラ撲滅で一役買う用意がある」とした。
報告書ではストーカー行為やわいせつなメッセージの送信、正規採用に性的見返りを求める行為などの実例が挙げられた。職場でのセクハラ対策の責任を企業側に負わせるため、法律を改正することなどを提言した。
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