- 2022/06/25 掲載
IMF、米成長見通し下方修正 積極利上げ背景 景気後退は回避
IMFは2022年の米経済成長率見通しを2.9%とし、4月時点の3.7%から下方修正。23年は1.7%とし、2.3%から引き下げた。24年は0.8%に鈍化するとした。
新型コロナウイルスのオミクロン変異株拡散と、ロシアによるウクライナ侵攻前の昨年10月時点では、22年の米経済成長率は5.2%との見方を示していた。
IMFのゲオルギエワ専務理事は声明で「経済はパンデミック(世界的大流行)から回復し続けているが、ロシアによるウクライナ侵攻や中国のロックダウン(都市封鎖)などの大きな衝撃を受けている」とし、「一段のマイナスの衝撃で、状況がさらに困難になる可能性がある」と指摘。「米国が景気後退入りを回避する道は狭まっている」とし、不確実性が高まっているとの認識を示した。
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