• 2022/09/13 掲載

午後3時のドルは下落142円前半、米金利低下が重し 米CPIを見極め

ロイター

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[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(142.83/87円)から下落し142.38/40円付近で推移している。今晩発表される8月の米消費者物価指数(CPI)を控えて様子見ムードが広がる中、時間外取引の米長期金利の低下を背景に、ドル売り/円買いが優勢となった。

ドルは仲値にかけては実需の売りが出たもよう。イベントを控えた持ち高調整目的の売りにも押され、じりじりと軟化した。

ロイターがまとめたエコノミスト調査によると、8月の米CPIは前年同月比で8.1%上昇、前月比では0.1%低下と、7月(8.5%上昇、0.0%上昇)から鈍化すると予想されている。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比は6.1%上昇と前月の5.9%から加速すると予想される一方、前月比では0.3%上昇と、前月(0.3%上昇)と横ばいとみられている。

市場予想を上回る伸びが確認された場合は、米短期債利回りを中心に上昇圧力がかかり、ドル/円は再び145円方向に向かう可能性がある。

一方で、市場予想と一致、もしくは下回った場合は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイント(bp)の利上げ予想は変わらないものの、市場の一部にある米連邦準備理事会(FRB)が4%を超えて利上げを進めるとの思惑が剥落しやすくなる。

「株高でリスクオン地合いとなり、ドル高の巻き戻しに伴い、他通貨が買い戻されやすくなる。ドルも円も売られることから、ドル/円自体は大きく動かない」と、りそなホールディングスのエコノミスト、村上太志氏は予想する。

米国の利上げぺ―スがある程度見えてくるまでは、ドル/円は反転しにくい地合いが続くとみられ、「中国の景気減速懸念から全般的に東アジア通貨は選好されにくい面もあり、ドル/円は140円の滞空時間が長くなりそうだ」(村上氏)という。

ユーロ/ドルは1.0137/41ドル。ウクライナ情勢に対する進展期待や欧州中央銀行(ECB)理事会による大幅利上げを巡る思惑から底堅さを維持した。ただ、金融引き締めによる欧州景気の減速懸念も根強く、「買い戻される場面はあるものの、本格的な上昇トレンドへ転換するのは難しい」(国内金融機関)との声が出ている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 142.38/40 1.0137/41  144.35/39

午前9時現在 142.57/59 1.0127/31  144.40/44

NY午後5時 142.83/87 1.0119/22  144.58/62

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