• 2022/09/16 掲載

NY外為市場=ドル対円で小幅高、米小売統計受け

ロイター

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[ニューヨーク 15日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、8月の米小売売上高が予想外に増加したことを受け、ドルが対円でやや上昇した。スイスフランは対ユーロで2015年以来の高値を付けた。

米商務省発表した8月の小売売上高(季節調整済み)は前月から0.3%増加。横ばいと予想されていたが、ガソリン価格の低下が消費を下支えした。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に利上げする中、需要は軟化している。

フォレックスライブのチーフ外為アナリスト、アダム・バトン氏は「小売統計は中身を見るとそれほど強くなく、全体的にやや軟調だった」と指摘。ただ「外為市場では、売るべき正当な理由がない限りドルを買うというのがデフォルトモードになっている」と述べた。

ドルは米連邦準備理事会(FRB)積極的な利上げを継続するとの見方が支援。市場では、今週発表された8月の消費者物価指数(CPI)などを踏まえ、FRBが来週の会合で3回連続となる0.75%ポイントの利上げを決定するとの見方が出ている。

ドルは対円で0.2%高の143.47円。前日は日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したと伝わったことを受け、1%下落していた。

主要6通貨に対するドル指数は0.1%高の109.69。

市場は、政府・日銀が実際に介入するか注視。フォレックスライブのバトン氏は「日本の通貨当局者は今週に入りレトリックを強めたが、市場でははったりと受け止められている。ファンダメンタルズがこれほど乖離しているときに相場を動かすのは極めて難しい」と述べた。

スイスフランは対ユーロで上昇。スイス国立銀行(中央銀行)が15年1月にフランの対ユーロの上限(1ユーロ=1.20フラン)を廃止して以来の高値を付けた。

ドルは対スイスフランで0.1%安。ユーロは対ドルで0.2%高の0.9996ドル。

暗号資産(仮想通貨)では、イーサリアムが8.6%安、ビットコインが2.2%安。

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