- 2022/09/16 掲載
EUの天然ガス「グリーン投資」指定称賛=ブラックロックCEO
フィンク氏は、向こう20年で脱炭素化を完了できる可能性は低いと指摘しつつ、「鍵を握るのは天然ガスになる」と述べた。他の化石燃料よりは明らかに環境への悪影響が小さいと指摘した。
その上で「ユーロ圏が天然ガスをグリーンだと最終的に宣言したことは喜ばしい」と表明。ロシアのウクライナ侵攻に起因する欧州のエネルギー危機で、奇しくも天然ガスの重要性が強く浮かび上がったとの考えを示した。
同氏は脱化石燃料を「バランスが必要な行動」と定義。エネルギー企業については、産業界から排出されるCO2を回収・利用・貯留する比較的新しい技術の開発にも目を向けなければならないと訴えた。「世界の主要エネルギー企業はCO2の隔離事業で先導役になっていくと信じている」と期待もにじませていた。
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