- 2022/09/30 掲載
9月消費者心理、悪化=2カ月ぶり、物価高響く
内閣府が30日発表した9月の消費動向調査によると、消費者の心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比1.7ポイント低下の30.8となった。低下は2カ月ぶり。物価高が響いたほか、お盆や夏休みで消費が活発になった前月の反動で消費者心理が冷え込んだ。
基調判断は「弱含んでいる」に据え置いた。耐久消費財の購入意欲が低下しており、内閣府は「生活必需品などの値上がりが影響している」と分析した。
1年後の物価見通しは「上昇する」と答えた割合が0.2ポイント上昇の94.0%だった。このうち、5%以上の上昇を見込んだ割合は63.0%と、現在の調査方法に変更した2004年4月以降で最も高かった。
【時事通信社】
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