• 2022/10/27 掲載

カナダ中銀、予想下回る0.5%利上げ 小幅景気後退の可能性指摘

ロイター

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[オタワ 26日 ロイター] - カナダ銀行(BOC、中央銀行)は26日の会合で、政策金利である翌日物金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き上げて3.75%とした。利上げ幅は市場予想の75bpを下回った。

目先、小幅な景気後退に陥る可能性があるとしながらも、依然として追加利上げが必要との認識を示した。

今回の利上げにより政策金利は14年ぶりの高水準となり、3月以降の利上げ幅は350bpに達した。

フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ソリューションズのポートフォリオ・マネージャー、マイケル・グリーンバーグ氏は、今回の金利決定について「ちょっとした驚きだった。積極的な利上げがもたらす経済への影響や金融安定性への懸念が重しになり始めているようだ。このためほんの少しブレーキを踏んだのだろう」と述べた。

BMOキャピタルマーケッツのチーフエコノミスト、ダグ・ポーター氏も「軽い驚きだが、ショックと言うほどではない。利上げ幅は50bpと75bpの間で拮抗していたと思う。カナダ銀行は明らかに、いわゆるターミナルレート(政策金利の最終到達水準)に近づいていると考えており、もう少し選択肢を残しておきたかったのだろう」とした。

カナダ銀行はまた、インフレとインフレ期待の高まりや、引き続き需要への圧力が高まっていることから、政策金利はさらに上昇するとの見通しを示した。その上で、利上げ決定方法について新たな文言を追加し、「将来の利上げは、金融引き締めが需要減速にいかに作用しているか、供給面での課題がどのように解決されているか、インフレとインフレ期待がどう反応しているかを巡る判断に左右されるだろう」とした。

これとは別に、今年のインフレ率見通しを6.9%とし、7月時点の7.2%から下方修正。「インフレ率は2023年末までに1─3%のレンジの上部に、24年末までに2%の目標に戻ると予想される」とした。

さらに、年後半から来年初めにかけて成長が鈍化するとし、22年の経済見通しを7月時点の3.5%から3.3%に下方修正。23年の成長率も同1.8%から0.9%に引き下げた。

テクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)は、22年第4・四半期から23年第2・四半期末の間に起こりうるとの見通しも示した。

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