- 2022/11/09 掲載
米国株式市場=3日続伸、ダウ333ドル高 議会中間選挙に注目
[8日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。議会中間選挙の投票が行われる中、政治的な行き詰まりにより大きな政策変更ができなくなるとの見方が市場を支援した。
主要株価3指数はいずれも3営業日続伸。ダウ工業株30種は年初来の下落率が10%未満に縮小した。
バイオ医薬品大手アムジェンが約6%上昇し過去最高値を更新、ダウを押し上げた。同社はコレステロール薬と肥満治療に関する良好なデータを報告した。
中間選挙では下院の全435議席と上院の約35議席が争われる。超党派の調査機関や世論調査によると、下院では共和党が過半数を獲得する可能性が高く、上院では与野党の接戦となる見通し。
USバンク・ウェルス・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、テリー・サンドベン氏は「金融市場は政治的な膠着(こうちゃく)状態を好む」と語った。
ただ、民主党がサプライズで勝利した場合、ハイテクセクターの規制や、インフレの高まりにつながりかねない政府支出に関する懸念が広がる可能性があると、市場ストラテジストらは指摘する。
投資家はまた、10日発表の米消費者物価指数(CPI)にも注目している。インフレ鈍化を示すと予想されており、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げペースを減速させるかどうかを探る手掛かりとなる。
CMEグループのフェドウオッチによると、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅を巡る見方は、50ベーシスポイント(bp)と75bpに割れている。
世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所・バイナンスは8日、同業の米FTXトレーディングから米国以外の事業部門「FTX.com」を買収することで合意した。FTXの「流動性逼迫」に対処する動きで、コインベース・グローバルやマイクロストラテジーなど暗号資産関連銘柄の売りにつながった。
S&P主要11セクターでは、10セクターが上昇。素材が1.7%高、情報技術が0.92%高と上げが目立った。
ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは年間売上見通しを下方修正し、株価は約14%下落した。
配車大手のリフトも第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回り、株価が23%急落した。
S&P総合500種では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.5対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は117億株。直近20営業日の平均は118億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33160.83 +333.83 +1.02 32934.56 33355.39 32831.46
前営業日終値 32827.00
ナスダック総合 10616.20 +51.68 +0.49 10611.53 10745.64 10472.73
前営業日終値 10564.52
S&P総合500種 3828.11 +21.31 +0.56 3817.02 3859.40 3786.28
前営業日終値 3806.80
ダウ輸送株20種 13844.62 +105.67 +0.77
ダウ公共株15種 903.30 +8.77 +0.98
フィラデルフィア半導体 2503.39 +52.76 +2.15
VIX指数 25.54 +1.19 +4.89
S&P一般消費財 1057.18 -3.21 -0.30
S&P素材 486.12 +8.03 +1.68
S&P工業 819.46 +6.98 +0.86
S&P主要消費財 757.10 +2.58 +0.34
S&P金融 571.70 +3.33 +0.59
S&P不動産 227.98 +1.47 +0.65
S&Pエネルギー 714.51 +0.38 +0.05
S&Pヘルスケア 1547.15 +7.74 +0.50
S&P通信サービス 155.73 +0.57 +0.37
S&P情報技術 2169.59 +19.73 +0.92
S&P公益事業 336.21 +2.30 +0.69
NYSE出来高 10.04億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 27880 - 10 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 27880 - 10 大阪比
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