- 2022/11/18 掲載
欧州の外銀依存は「危険」、ドイツ銀行CEOが規制当局批判
ドイツ銀行は以前から、欧州に強力な銀行をつくり、米国や中国の銀行に対抗する必要性を訴えてきた。
同CEOは業界の会合で「欧州の未来をファイナンスする上で主に外国の銀行に頼りたくないなら、直ちに針路を変える必要がある。この危険性を誰も軽視すべきではない」と発言。
欧州の規制当局を批判し「現在の規制の枠組みが欧州の銀行の強化に寄与していないことがますます明らかになっている」と述べた。
金融危機後の監督強化を評価する一方で「振り子が大きく振れすぎようとしている」とし、規制が行き過ぎる可能性にも目を向けるべきだと語った。
特にレバレッジド・ファイナンスについては、規制当局が「大きな障壁」を構築しているとし「経済全体の回復で重要な役割を果たすまっとうなセグメントだ」との見方を示した。
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