• 2022/11/22 掲載

米ペンギン・ランダムハウスとサイモンS、独禁訴訟で難航の合併破談

ロイター

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[ワシントン 21日 ロイター] - 出版世界最大手の米ペンギン・ランダムハウスの親会社であるドイツのメディア大手ベルテルスマンは21日、ペンギンと米出版ライバルのサイモン&シュスターの22億ドルの合併計画について、破談になったと発表した。サイモンの米メディア親会社パラマウント・グローバルも開示文書で破談を確認した。

ペンギンとサイモンの合併計画を巡っては、米司法省が昨年11月に独占禁止の観点から差し止めを求め提訴。同省は今年8月に法廷で、米ベストセラーの著作権の半分近くを新会社が握ることになると主張し、米連邦地裁は10月末、著作者への支払いなどで市場競争を大きく減じる恐れがあり合併は独禁法違反になるとの判断を示していた。

ベルテルスマンは当初は上訴の意向を表明していたが、ロイターは今月20日、ベルテルスマンが合併協議延長や上訴に動くことを巡りパラマウント側を説得できていないと報じていた。

パラマウントは開示文書で子会社サイモンについて、「弊社の中核的な資産ではない」と説明。「サイモンは動画コンテンツの会社ではなく、パラマウントの幅広いポートフォリオに戦略的に合う会社ではない」とした。

破談に伴いペンギン側はパラマウント側に違約金2億ドルを支払うことになる。

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