- 2022/11/22 掲載
中国アント・グループに10億ドル超罰金へ、改革終結近い=関係筋
関係筋のうち5人によると、370億ドル規模の新規株式公開(IPO)が2020年に土壇場で頓挫した後、アント改革を推進してきた中国人民銀行(中央銀行)が罰金を科す手続きを進めている。関係筋の1人は早ければ来年第2・四半期に罰金が公表される見通しだと明らかにした。
アントへの罰金により、同社は待望の金融持ち株会社免許を取得し、再び成長を追求するほか、最終的には上場計画復活に向けた道が開かれる可能性がある。
同社の関連会社である電子商取引大手アリババ・グループは昨年、独占禁止法違反で過去最高額となる180億元(25億1000万ドル)の罰金を科された。
アントへの罰金は「無秩序な資本拡大」に関する違反行為に焦点が当てられる見通しという。
アントと人民銀からはコメントを得られなかった。
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