「DX注目企業」塩野義製薬はゼロトラストをどう実現? DXを加速するIT基盤の作り方
「DX注目企業2023」塩野義製薬のDXが動き出したきっかけ
従来とは異なる新しいサービスを顧客に届け、さらなる成長を遂げていくためには、同社にとって積極的な投資や多様なパートナーとの協創・協業が重要になってくる。ビジネス環境が常に変化していく中で、ITシステムも柔軟に対応しなければならない。そこで、この数年にわたり、ハイブリッドクラウドの導入やローカルシステムのITインフラ基盤整備などを統合的に推進してきたという。
そもそも同社のITインフラ基盤の課題が顕在化したのは、コロナ禍がきっかけだった。従来、社員がインターネットを利用する際は社内閉域網からデータセンターを経由させるネットワーク構成だったため、頻繁に遅延が発生し、業務にも影響が出るようになっていた。さらにコロナ禍で全社規模の在宅勤務になったことで、従来のVPNでは対応が難しくなってしまったのだ。
また、個々の社員のPC端末管理はMDM(モバイルデバイス管理)ツールで実施していたものの、モバイル端末のこまやかな通信の監視やセキュリティ対策については不十分であった。このような状況において、同社はネットワーク構成の早急な刷新が求められていたのだ。
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