転換したサイバーセキュリティのアプローチ
そんな同社にとって大きな転換点となったのは、2020年にデータマネジメント部を新設したことだ。持ち株会社だけではなく、グループ会社に対しても同一組織を作ることで、グループ全体でのリスク管理とセキュリティ対策に取り組んでいる。
とはいえ当時、セキュリティに対する認識は、自社が許容できる水準までリスクを抑えられていると自信を持っていえるものではなかった。多様化するサプライチェーンの中で、サイバー攻撃の起点が広がっており、そのためのリスクマネジメントが求められていたからだ。
そこで、同社では「サイバーセキュリティガバナンス」の取り組みを始めたという。ここでのサイバーセキュリティガバナンスとは、一体どのようなものなのだろうか。組織変更と人財育成から今後のAI活用まで、三井住友海上が取り組むサイバーセキュリティについて詳しく解説する。
この記事の続き >>
-
・サイバーセキュリティガバナンスとは何なのか
・適切なリスクの評価に欠かせない“3つ”のポイント
・「生成AI」など領域を広げたリスク対策の在り方とは
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!
-
ここでしか見られない
1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能
-
多角的にニュース理解
各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!
-
スグ役立つ会員特典
資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待
-
レコメンド機能
あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知
関連タグ