記事 ERP・基幹システム CIOが直面するERPクラウド化の課題、なぜ「ミレニアル世代対応」が必要なのか CIOが直面するERPクラウド化の課題、なぜ「ミレニアル世代対応」が必要なのか 2017/06/16 世界のERP市場ではSaaS化が着々と進行しており、スマホアプリのように更新され続けるERPが企業のビジネスを大きく変えている。しかし多くの日本企業は、1990年代から2000年代にかけて導入されたERPをいまだに使い続けており、旧態依然とした業務プロセスで動いている状況だ。昨今の「クラウドERP」に求められる要件とはいかなるものか。
記事 ERP・基幹システム 企業のグループ価値を最大化させるためのIT戦略とは 企業のグループ価値を最大化させるためのIT戦略とは 2017/05/22 複数の企業が一つの集団を形成し、グループとして経営を行う目的には、各企業がそれぞれ独自の強みを発揮しながら、グループ全体の価値を最大化することにある。一方で、昨今はガバナンス不足が原因とみられる不適切会計や各種不正問題など企業グループの根幹を揺るがす問題が顕在化している。グループ経営には明確な指針とそれを支える仕組みを持つことが重要になってきている。そこでここでは、グループ経営の基本とグループ間のシナジーを最大化させるための手法について紹介する。
記事 ERP・基幹システム グループ経営の「革新」を支援するIT施策とは グループ経営の「革新」を支援するIT施策とは 2017/05/22 日本企業を取り巻くビジネスの環境は目まぐるしく変化しており、その変化に即座に対応できなければ競争優位を確立・維持することは難しい。ならば、変化への即応力を獲得するには、何が必要とされるのか──。ひとつは、自社や自社のグループ全体のビジネスに「何が起きているか」をつぶさにとらえ、グループ経営の意思決定のスピード・的確性を増すことだ。また、グループ全体の業務プロセスを標準化し、オペレーションのコスト削減や品質向上・スピードアップを継続的に図ることも重要と言える。ここでは、そうした課題の解決に向けたIT活用のあるべき方向性を、実践事例を交えながら明らかにしていく。
記事 ERP・基幹システム 日清食品HD 喜多羅CIOに聞く、なぜAmazon Goに注目するのか 日清食品HD 喜多羅CIOに聞く、なぜAmazon Goに注目するのか 2017/04/28 ユニークなマーケティングコミュニケーションでも知られる日清食品グループ。「中期経営計画2020」達成のため、持続的成長の基盤として情報システムの整備を牽引するのが、CIOの喜多羅 滋夫氏だ。SAPへの移行やスマートファクトリーへの取り組みについて語ってもらった前編に続き、デジタルマーケティングやデジタルビジネスの時代に、CIOや情報システム部門に求められる役割について話を聞いた。
記事 ERP・基幹システム SaaS ERPとは何か?オンプレと比較して安いのか?よくある誤解7つをガートナーが解説 SaaS ERPとは何か?オンプレと比較して安いのか?よくある誤解7つをガートナーが解説 2017/04/18 初期導入費や運用負担を抑えつつ迅速にERPを展開する手段として、クラウドを採用する企業が増えている。中でもIaaS上にERPを展開する形ではなく、パブリック・クラウドサービスとしてERPを展開する「SaaS ERP」への関心が高まっている。SAPをはじめとする大手ERPベンダーの参入も相次いでいるが、その一方でSaaS ERPに対する過度な期待や根拠のない不安が散見されるのも事実だ。ガートナー リサーチ リサーチ ディレクターの本好宏次氏が、SaaS ERPへのありがちな「誤解」を払拭する上でITリーダーが知っておくべき「現実」を解説し、SaaS ERPの有効活用に向けた提言を行う。
記事 ERP・基幹システム 日清食品HD 喜多羅 滋夫 CIOに聞く、わずか2年でSAPに刷新できた理由 日清食品HD 喜多羅 滋夫 CIOに聞く、わずか2年でSAPに刷新できた理由 2017/04/17 「チキンラーメン」「カップヌードル」で知られる即席めん最大手の日清食品を中核とする日清食品グループ。「中期経営計画2020」では、2020年度までに売上6,000億円 、海外売上比率30%以上、時価総額1兆円を目標に掲げる。国内市場がシュリンクする中でも確実に成長を遂げ、海外展開を加速するために同社が重視したのがITである。そこでCIOというポジションを新たに設け、外資系企業のIT部門を渡り歩いてきた喜多羅 滋夫氏を招聘。喜多羅氏は持続的成長の基盤として、基幹業務システムの刷新に取り組み、異例とも言えるスピードでSAPの基盤構築を果たした。喜多羅氏に、日清食品グループの長期ビジョンやIT戦略について話を聞いた。
記事 ERP・基幹システム ERPベンダーをガートナーが比較、SAP・オラクル・富士通の戦略から何がわかるのか ERPベンダーをガートナーが比較、SAP・オラクル・富士通の戦略から何がわかるのか 2017/04/06 ERPは企業の基幹業務を担う屋台骨であり、IT投資の大きな割合を占める重要プロジェクトだ。その一方で、ERPは大きな変革の中にあり、「ポストモダンERP」をキーワードに、各ベンダーの戦略もアーキテクチャも多様化を続けている。この転換期にあたって日本企業は、どのように次の世代のERPのあり方を探り、移行のための道筋を描くべきなのか。ガートナー リサーチ部門 リサーチ ディレクター 本好宏次氏が具体例を挙げて解説する。
記事 ERP・基幹システム 慢性化する現場の人手不足、コスト削減と品質維持を両立する方法を探る 慢性化する現場の人手不足、コスト削減と品質維持を両立する方法を探る 2017/04/05 2020年に向けて、あらゆる業界で人材不足問題が本格化している。中でも建設・住設業界は深刻で、人手不足に伴う人件費増に加えて、原材料高などが追い打ちをかけている状況だ。とはいえ、仕事を一から見直す余裕はなく、もしそれができたとしても日本の「現場力」が失われ、現状の品質を維持できないようであれば元も子もない。こうした課題を解決するヒントになるのが、現場を知り抜いた「業務特化型IT」の存在だ。
記事 ERP・基幹システム 日立造船がSAP S/4HANAをクラウド展開、コンカーやAribaも導入 日立造船がSAP S/4HANAをクラウド展開、コンカーやAribaも導入 2017/03/09 日立造船は事務基幹システムをSAP S/4HANAに刷新し、2018年8月よりクラウドで展開する。S/4HANAのほか、人事ソリューション「SuccessFactors」、調達・購買ソリューション「Ariba」、出張・経費管理ソリューション「Concur Travel & Expense」などを採用するという。日本IBMとSAPジャパンが手がけた。
記事 データベース グーグル新発表の「Google Cloud Spanner」はミッションクリティカルな業務に使える? グーグル新発表の「Google Cloud Spanner」はミッションクリティカルな業務に使える? 2017/02/21 Googleは、クラウド上で高度なスケーラビリティを実現する、ミッションクリティカルな業務に対応したリレーショナルデータベースサービス「Google Cloud Spanner」を発表しました。
記事 データベース 新野淳一編集長対談、デジタル化時代のデータベース「保守」戦略 新野淳一編集長対談、デジタル化時代のデータベース「保守」戦略 2016/12/26 多くの企業がビジネスのデジタル化に取り組む今、IT部門には、売上や利益の増加や、競争上の優位性を提供するため、コスト削減と新しい取り組みという相反する要求が突きつけられている。そうした中で取り組む企業が増えているのが、データベースの保守をサードパーティに移管する「第三者保守」だ。なぜ今、データベースを第三者保守に委ねるのか、デジタルトランスフォーメーション時代のデータベース戦略などについて、Publickey 編集長 新野淳一氏と日本リミニストリート 支社長 脇阪順雄氏が話し合った。
記事 ERP・基幹システム ITR 浅利浩一氏が解説、売上アップに直接貢献できるERP構築術とは ITR 浅利浩一氏が解説、売上アップに直接貢献できるERP構築術とは 2016/12/20 企業は今、デジタルイノベーションによって、新事業領域への進出や、既存顧客価値の最大化を図っている。こうした新領域への投資を行うためには、従来からある定常費用を削減し、その余剰予算を確保することが急務となる。アイ・ティ・アール(以下、ITR)のリサーチ統括ディレクター/プリンシパル・アナリスト 浅利浩一氏が、限られた予算のなかで、売上に直接貢献できる新たなモダンERP構築の方法について解説した。
記事 ERP・基幹システム SAPやオラクルとのライセンス交渉、ガートナーがコスト削減する方法を伝授 SAPやオラクルとのライセンス交渉、ガートナーがコスト削減する方法を伝授 2016/12/19 業務アプリケーション(ERP/SCM/CRM/BI)分野の2大メガベンダー、SAPとオラクル。日本企業はこうしたグローバルなメガベンダーのアプリケーションを利用する場合、必ずライセンス交渉をしていかなければならない。もちろんコストを削減する方法を考える必要もあるだろうし、ライセンスが不足していたという事態を防ぐ必要もある。調達や維持コストの最適化、そしてコンプライアンス確保、さらにはSAPとオラクルそれぞれのライセンス形態で注意するべきポイントをガートナー リサーチ部門 リサーチ ディレクターの海老名 剛氏が解説する。
記事 ERP・基幹システム 人事給与システムの導入には「ワークシェアリング」などの新しい視点が必要だ 人事給与システムの導入には「ワークシェアリング」などの新しい視点が必要だ 2016/11/04 人事給与システムは、会計や販売などとともに多くの中堅・中小企業が導入している業務システムの一つだ。しかし、その導入理由は「法制度に対応するため」が多く、「人材の育成に役立てている」といったケースは少ない。ただし、昨今ではこうした状況にも変化が見え始めている。そこで、本稿ではユーザー企業を対象としたアンケート調査結果を元に、中堅・中小企業が今後検討すべき人事給与システムの活用方法について考えていくことにする。
記事 ERP・基幹システム 伊藤忠商事、SAP S/4HANAで基幹システムを全面刷新へ 総合商社で初 伊藤忠商事、SAP S/4HANAで基幹システムを全面刷新へ 総合商社で初 2016/07/28 伊藤忠商事は28日、2001年度から稼働している基幹システムを全面刷新すると発表した。2018年度から段階的に新システムに移行し、2020年度から本格稼働を開始する計画という。
記事 ERP・基幹システム 建設会社事例に学ぶ、基幹システムの課題を「敏腕プロジェクトマネージャ」はどう解決したか 建設会社事例に学ぶ、基幹システムの課題を「敏腕プロジェクトマネージャ」はどう解決したか 2016/07/27 経営のさらなるスピード化のために、経営状況を「見える化」するビッグデータ分析は大きな経営課題の一つとなっている。しかし、増え続けるデータにより、基幹システムのストレージ容量の逼迫や、データ処理のパフォーマンス低下といった課題が顕在化しているケースも多い。将来の拡張性までも見据えたインフラ構成を設計、移行するために必要なことは何か。某大手建設会社が抱えていた基幹システムの課題を解決したプロジェクトマネージャに、プロジェクトの成功ポイントを聞いた。
記事 データベース 商用NoSQLのマークロジックCEOに聞く、「分断された」企業内データの融合戦略 商用NoSQLのマークロジックCEOに聞く、「分断された」企業内データの融合戦略 2016/06/21 リレーショナルデータベース(RDBMS)の登場から約50年。技術革新の著しいITの世界にあって、いまだ現役を譲らない息の長いテクノロジーだが、ビッグデータ、ソーシャルの時代の今、さまざまな課題に直面している。こうした中、これらを解決できるとして、出現したのが「NoSQL(Not only SQL=SQLだけではない)」だ。この分野はOSSの台頭が著しいが、エンタープライズ向けNoSQL製品としてユニークな地位を築いているMarkLogic(マークロジック)最高経営責任者(CEO)兼社長 ゲイリー・ブルーム氏に企業内データの活用術を聞いた。
記事 データベース SQL Server 2016の一般提供開始、コストがオラクルの1/10になると主張 SQL Server 2016の一般提供開始、コストがオラクルの1/10になると主張 2016/06/06 マイクロソフトは、Microsoft SQL Server 2016の一般提供を開始した。約1年のパブリックプレビューを経ての公開となる。インメモリやビジネスインテリジェンス(BI)機能の強化が図られており、「R言語」がリレーショナルエンジンに統合された「R Services」などを備えた。
記事 ERP・基幹システム 朝日放送、人事システム刷新でERP「HUE」を採用 人工知能活用で業務効率化 朝日放送、人事システム刷新でERP「HUE」を採用 人工知能活用で業務効率化 2016/05/31 ワークスアプリケーションズは31日、朝日放送の次期統合人事システムとして「HUE」HRシリーズが採用されたことを発表した。
記事 ERP・基幹システム freee、中堅企業向けクラウドERP市場に本格参入 5年で30万事業所への導入目指す freee、中堅企業向けクラウドERP市場に本格参入 5年で30万事業所への導入目指す 2016/05/30 freeeは30日、同社が提供する「クラウド会計ソフト freee」に権限管理や管理会計の機能を強化した「ビジネスプラン」を6月1日に正式リリースすると発表。中堅企業の基幹システムを「クラウドERP」化することを目指す。
記事 ERP・基幹システム カルビー、SAP HANA対応ERPで基幹システムを刷新 アドオンを98%削減 カルビー、SAP HANA対応ERPで基幹システムを刷新 アドオンを98%削減 2016/04/18 スナック菓子最大手のカルビーは、経営体制の変革を機にSAP HANAに完全対応した基幹業務システム「SAP Business Suite powered by SAP HANA」を導入し、基幹システムを再構築した。
記事 ERP・基幹システム グローバル経営者に伝える日本の弱点 -これが世界のトップ主導のグローバル営業改革だ グローバル経営者に伝える日本の弱点 -これが世界のトップ主導のグローバル営業改革だ 2016/04/07 今、経営者に求められていることは何か。命題解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を考え、実行することだ。経営者が主体的にモデルを創造し、実行しなければ、本当の意味で経営は改善されない。経営者によるモデル構築がなければ、現場任せの一貫性に欠ける、その場しのぎの「仕組み改革」が繰り返されることになる。日本企業がグローバル企業と戦うために必要な経営とは何か。アクト・コンサルティング取締役経営コンサルタント野間彰氏が解説する。
記事 ERP・基幹システム ERPをグローバル展開するときの基本、必ず設定しておくべき「6つの決めごと」とは ERPをグローバル展開するときの基本、必ず設定しておくべき「6つの決めごと」とは 2016/04/06 前回、海外子会社を含めたグローバル連結経営管理において、絶対押さえたい4つのポイントについて解説しました。では実際にグローバル連結経営管理を実現していくにはどうしたらよいのでしょうか。そこで役に立つのがITです。今回は、グローバル展開を成功に導くためのERP構築に関する基本と、その際に必ず設定しておくべき「6つの決めごと」について解説します。集約するのか、拠点ごとに導入するのか、それとも両者を組み合わせるのか。企業は、さまざまな選択にあらかじめ備えておく必要があるのです。
記事 インボイス・電子帳票 現場・経理・マネージャー、それぞれの事務処理負担はどうすれば削減できるのか? 現場・経理・マネージャー、それぞれの事務処理負担はどうすれば削減できるのか? 2016/03/30 企業の統合、再編、合従連衡など、経営の効率化や意思決定のスピード化に取り組む動きが活発化する中で、業務システムの統廃合を進めながら、非常に短い期間で従来の業務運用ルールを整理し、新たな価値を作り出していくといった取り組みが求められている。しかしながら、稟議申請、経費精算などの業務の効率化、IT化と現場業務の円滑な遂行という両立に悩む企業はまだまだ多い。現場部門・経理部門・マネージャー層の業務の効率化はどうあるべきか? 経費精算や稟議申請業務を中心に課題と解決策を紹介しよう。
記事 ERP・基幹システム グローバル経営者に伝える日本の弱点 - 日本のIT化の遅れを取り戻す唯一の方法 グローバル経営者に伝える日本の弱点 - 日本のIT化の遅れを取り戻す唯一の方法 2016/02/26 命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えること。これが今、日本の経営者に求められている。前々回は欧米のモデル、前回は日本の強力なモデルを概観した。今回は、モデルを実践に移すための「トップダウンなIT化」がテーマ。アクト・コンサルティング取締役経営コンサルタント野間彰氏が解説する。