• 2015/11/05 掲載

NEC、自社基幹システムを「SAP S/4HANA」で全面刷新 運用コスト25%削減へ

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NECは5日、自社グループの販売・経理・購買業務を支える基幹システムのプラットフォームを全面的に刷新すると発表した。具体的には、基幹システムに蓄積される経営ビッグデータのリアルタイム処理基盤として、SAP社のインメモリプラットフォーム「SAP HANA」を採用する。
 インメモリプラットフォーム「SAP HANA」の導入は「SAP S/4HANA」適用の第一ステップと位置付ける。

 SAP HANA採用により、受注・売上計上や入金引当など日々のオンライン業務処理の高速化による生産性向上に加え、基幹システムに蓄積される数億件以上の業績情報・見込情報や収支情報などの経営データをリアルタイム処理・分析することで、経営判断・業務判断のスピードアップを実現する。なお、本システムは、国内最大規模の「SAP HANA」導入事例になるという。

画像
SAP S/4HANA(パブリッククラウド版)の概要


 また、エンタープライズサーバ「NX7700xシリーズ」やストレージ「iStorage M5000」、高可用性クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO X」、SDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」などの自社ハードウェアを採用し、基盤を構築する。さらに、NECのクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」が保有する統合デリバリ管理基盤や運用ノウハウなどを活用する。

 これらにより、基幹業務の安定運用を維持しつつ、経営判断・業務判断のスピードアップやシステム運用コストの25%削減などを目指す。

 NECは、社会ソリューション事業を強化しており、グローバルでの経営システム改革を推進している。今回の自社基幹システムのプラットフォーム刷新は、こうした取り組みの一環という。

 なお、今回のプラットフォーム刷新は、2016年度中に完了予定。

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