記事 IT戦略・IT投資・DX 大前研一氏が指南する日本企業の戦い方の4条件、自らの事業を再定義するCXM型も重要 大前研一氏が指南する日本企業の戦い方の4条件、自らの事業を再定義するCXM型も重要 2014/11/26 インターネットの進展により、ネットとリアルの融合が始まっている。このような状況のなか、グローバル競争も変容しつつある。日本は世界に向かって一体どのように戦っていけばよいのだろうか? ビジネス・ブレークスルーの大前研一氏は、異端ともいえるグローバル・プレーヤーたちの戦略や、注目すべきイノベーションなどの最新動向を踏まえながら、日本企業の次の一手となる「戦略の選択」について解説した。
記事 IT戦略・IT投資・DX 3900万会員のAmeba支えるハイブリッドクラウド環境、スマホ対応で何に取り組んだのか 3900万会員のAmeba支えるハイブリッドクラウド環境、スマホ対応で何に取り組んだのか 2014/11/21 「アメーバブログ(アメブロ)」の運営などで知られるサイバーエージェントは2014年8月、Ameba事業配下にあったインフラ部門を切り離し、全社インフラを担当する部門へと独立させた。インフラの開発/運用やシステムコストの最適化に加え、インフラエンジニアの不足に悩む子会社の支援も行っている。サイバーエージェント インフラ&コアテク本部 マネージャーの怡土 研也氏は、「コンテンツを配信する側としては、世の中のトレンドが変わっても、快適なアクセス環境を提供していかなければならない」と強調。サイバーエージェントにおけるインフラ強化の取り組みについて語った。
記事 ストレージ オールフラッシュにするとストレージはここまで変わる! ベンチマークで100万IOPSの実力を検証 オールフラッシュにするとストレージはここまで変わる! ベンチマークで100万IOPSの実力を検証 2014/11/19 仮想化基盤や高速データベース、高度化するオンラインサービスなど、現在あらゆる分野において、安定・高速なストレージインフラの要求が高まっている。そこで注目を増しているのが、記録媒体を全てフラッシュで構成したオールフラッシュアレイだ。フラッシュのコストが年々急速に下がっていることもあり、検討する企業が増えている。では、オールフラッシュにするとストレージはどう革新できるのだろうか? ベンチマークによる検証も含めて紹介しよう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 モバイル活用度の違いでビジネスの成長に大きな差が! 戦略的なモバイルIT導入に必要な視点とは? モバイル活用度の違いでビジネスの成長に大きな差が! 戦略的なモバイルIT導入に必要な視点とは? 2014/11/19 日本アイ・ビー・エム(以下、IBM)は、ビジネスにモバイルを使っている従業員1,000名以上の企業を無作為に抽出し、グローバルなアンケート調査を行った。モバイルIT成熟度の高い企業とそうでない企業に分類し、モバイル先進企業が得ているメリットを探るためだ。調査結果からは、モバイルへの戦略的な取り組みがビジネスにもたらすメリットが浮かび上がってきた。
記事 金融業界 ロボットやITは金融をどう変える?ネット銀行やネット保険に進化をもたらす4つの視点 ロボットやITは金融をどう変える?ネット銀行やネット保険に進化をもたらす4つの視点 2014/11/19 ガートナーの金融業界担当責任者の宮本認氏によれば、国内の金融機関から相談を受けるテーマが大きく変わりつつあるという。2010年頃は、顧客接点をどう充実させればいいかという問い合わせが中心だったが、2012年頃からはタブレットの活用方法に移り、2014年に入って、ロボットやITが金融を変えるようになるのかといった具合に変化したという。インターネットバンキングやネット保険など、金融のIT化は進んでいるが、ではこの先、何を、どうしていくべきなのか。宮本氏が4つの視点を示した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ANAが明かす、ユーザー体験 最大化への挑戦 クラウド活用で顧客窓口を統合 ANAが明かす、ユーザー体験 最大化への挑戦 クラウド活用で顧客窓口を統合 2014/11/14 企業間競争が激化している航空業界。その中で全日本空輸(以下、ANA)は、顧客体験を最大化して高い付加価値を提供する差別化戦略に取り組んでいる。とりわけ、Webやメールなど、ネット上でのコミュニケーションが拡大していることから、クラウドを活用し、分散していた顧客窓口のシステムを統合した。さらに複数のサービス部門が情報を共有することで、顧客へのレスポンスを迅速化するとともに、サービス業務の効率化にもつなげている。ANA 業務プロセス改革室イノベーション推進部サービスイノベーション チームリーダーの吉村裕子氏がその取り組みを明かした。
記事 IT戦略・IT投資・DX ガートナーが提言するデジタル・ビジネスとは?抜本的な技術革新によりすべてが変わる ガートナーが提言するデジタル・ビジネスとは?抜本的な技術革新によりすべてが変わる 2014/11/14 ガートナーでは数年前から「ソーシャル」「モバイル」「クラウド」「インフォメーション」という4つの力が交わる「力の結節(=Nexus of Forces:力の結節)」の重要性を指摘してきた。そして今そこに、新たに「ITの歴史でもっとも画期的なものになる」というスマート・マシンやIoT(モノのインターネット)が登場してきた。これらの技術革新によって、既存のビジネスは大きな変革がもたらされるだろう──米ガートナーのシニアバイスプレジデントで、リサーチ部門最高責任者であるピーター・ソンダーガード氏はそう提言する。すなわち、「デジタルビジネス」の時代の到来である。
記事 市場調査・リサーチ データドリブンマーケティングに向けた取り組みが加速、51.1%の企業が実施 データドリブンマーケティングに向けた取り組みが加速、51.1%の企業が実施 2014/11/13 IT専門調査会社 IDC Japanは13日、2014年国内企業のマーケティング活動とEA(Enterprise Application)/BA(Business Analytics)分野のIT利用実態調査を発表した。
記事 IT戦略・IT投資・DX セブン&アイ・みずほ・リコー、各社各様のクラウド・ビッグデータ活用の考え方 セブン&アイ・みずほ・リコー、各社各様のクラウド・ビッグデータ活用の考え方 2014/11/12 蓄積されたビッグデータを活用し、新たなビジネスを生み出すツールとしても、クラウドは多くの企業から注目を集め、活用が進められている。セブン&アイ・ネットメディアの鈴木康弘社長、リコーの石野普之理事、みずほフィナンシャルグループのIT・システム企画部審議役である森岡道博氏らが、各社のクラウドやビッグデータへの取り組みについて語るパネルディスカッションが行われた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 経済産業省も推進するOSSとクラウドの活用が、ベンダーロックインから脱却させる 経済産業省も推進するOSSとクラウドの活用が、ベンダーロックインから脱却させる 2014/11/10 長きにわたって蓄積されてきたCOBOL資産は、クラウドの潮流のなかでどのように活用できるのか。2014年10月22日、東京・丸の内にて東京システムハウス主催のイベント「MMSフォーラム2014」が開催。MMS(メインフレーム・マイグレーション・サービス)20周年を記念した本イベントでは、クラウド・マイグレーション最新動向、オープンソース(OSS)を活用したメインフレーム・マイグレーション事例の紹介のほか、経済産業省、SIer、ユーザー企業が登壇したパネルディスカッションが繰り広げられた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 日産 行徳セルソCIOが語るグローバルIT戦略、デジタル化した組織を支えるIT組織とは 日産 行徳セルソCIOが語るグローバルIT戦略、デジタル化した組織を支えるIT組織とは 2014/11/10 日産自動車は2011年から、中期経営計画「日産パワー88(Nissan Power 88)」をスタートさせた。その狙いはブランドとセースルパワーの向上を図ること。2016年度までの5年間でグローバル市場におけるマーケットシェア8%、営業利益率8%を目標に掲げている。2013年度時点での実績は各々6.2%、5.3%だ。このPower 88を支えるIT側のグローバル戦略が「VITESSE(ビテッセ)」と呼ばれるものである。その具体的な取組みについて、日産自動車 アライアンスグローバルVP 常務執行役員/CIOの行徳セルソ氏が語った。
記事 セキュリティ総論 サイバーセキュリティ基本法が成立、国に対抗施策を講じる責務 サイバーセキュリティ基本法が成立、国に対抗施策を講じる責務 2014/11/07 サイバー攻撃への対応のため、国が攻撃を監視し、攻撃内容を分析する責務を定め、戦略本部を設置するなどとした「サイバーセキュリティ基本法」が6日、衆議院本会議で可決され、成立した。
記事 Office、文書管理・検索 企業間ファイル転送製品市場のベンダー比較、シェア・期待値でNRIセキュアがトップ 企業間ファイル転送製品市場のベンダー比較、シェア・期待値でNRIセキュアがトップ 2014/11/06 ITRは6日、オンラインファイル共有および企業間ファイル転送の全2分野を対象に実施した調査の一部を公開した。ベンダー・ポジショニングを明らかにする「ITR DatumiX」によれば、NRIセキュアテクノロジーズが売上金額とユーザー期待指数でトップとなり、「Leading」ベンダーとなった。
記事 データセンター・ホスティングサービス ヴイエムウェアとソフトバンク、「VMware vCloud Air」を販売開始 国内50社超が参加 ヴイエムウェアとソフトバンク、「VMware vCloud Air」を販売開始 国内50社超が参加 2014/11/05 VMwareとソフトバンクテレコム、ソフトバンク コマース&サービス(以下、ソフトバンクC&S)は5日、3社が共同出資で設立したヴイエムウェア ヴイクラウドサービス合同会社を通じて、「VMware vCloud Air」を2014年11月10日から日本国内向けにサービス提供を開始すると発表した。
記事 ネットワーク管理 ドワンゴ ニコニコ担当者が明かす、85万人超のオンラインイベントを支えたITインフラ ドワンゴ ニコニコ担当者が明かす、85万人超のオンラインイベントを支えたITインフラ 2014/11/04 ネットワークエンタテインメントコンテンツの企画開発から運用までを行うドワンゴでは、2013年末に動画共有サービスのニコニコ動画と、その中のライブストリーミングサービスであるニコニコ生放送とを併せた年越しカウントダウンのオンラインイベントを実施し、最終的に総来場者数85万人超の参加を実現した。大規模ライブストリーミングで、カウントダウンというリアルタイム性が重視される難しいサービスを成功に導いたドワンゴ サービス企画開発部 ニコニコ生放送セクション 担当セクションマネージャの吉村総一郎氏とニコニコ事業統括本部 プラットフォーム事業本部 副本部長の宮崎賢一氏がその具体的な取り組みを明かした。
記事 ストレージ リアルタイム監視と仮想化(Hyper-V)への課題、オールフラッシュの新技術で対応 リアルタイム監視と仮想化(Hyper-V)への課題、オールフラッシュの新技術で対応 2014/11/04 いま、さまざまな企業・組織で、データ量の増加が大きな課題になっている。今回紹介する、海外の政府関係機関も同様の悩みを抱えていた。同機関では、職員のサービス向上と問題の早期発見のため、ネットワークのリアルタイム監視を開始したが、膨大なデータがストレージを逼迫し、パフォーマンス不足を招いた。さらに、サーバを仮想化する必要に迫られ、その悩みは深刻化。こうした中で、同機関は自分たちの求める要求水準をどう実現したのだろうか。
記事 IT戦略・IT投資・DX 国内ITサービス大手ベンダー・SIer14社を競合比較、NRIと大塚商会は二桁成長に 国内ITサービス大手ベンダー・SIer14社を競合比較、NRIと大塚商会は二桁成長に 2014/10/30 国内ITサービス市場において、2014年3月期に売上高が1,000億円(IDC定義による)を超える主要ベンダーは14社となり、この内13社で前年度比プラス成長となった。IDC Japanが国内ITサービス市場におけるベンダー競合分析結果を発表した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ガートナー ハイプ・サイクルの生みの親が語る、先進テクノロジー活用における4つの罠 ガートナー ハイプ・サイクルの生みの親が語る、先進テクノロジー活用における4つの罠 2014/10/29 テクノロジーの進展を示すガートナーの「ハイプ・サイクル」登場から20年、ハイプ・サイクルを発案したジャッキー・フェン氏が来日し、テクノロジトレンドについての提言を行った。単独インタビューの機会も得たので、合わせて紹介する。
記事 データセンター・ホスティングサービス 好調な企業と不調な企業、IT戦略はどう違う?分析からIT基盤のあるべき姿を定義する 好調な企業と不調な企業、IT戦略はどう違う?分析からIT基盤のあるべき姿を定義する 2014/10/24 クラウド、ソーシャル、ビッグデータなどは依然として主要なIT動向であり、企業が重点的に取り組むべき課題は多様化している。そうしたなかでも、大多数の企業に共通して変革の余地があるのは、IT基盤の統合・再構築だ。先日開催されたクレオソリューション主催のセミナーでは、限られた経営資源を活用し、急速に変化するビジネス環境に対応するためのIT基盤のあるべき姿が解説された。この疑問を解くポイントとなるのが、好調な企業と不調な企業との間に存在する、IT戦略の方向性の違いである。
記事 データ戦略 ヤフー×NEC対談:ビッグデータの価値とそれを支えるシステム基盤構築のポイント ヤフー×NEC対談:ビッグデータの価値とそれを支えるシステム基盤構築のポイント 2014/10/17 さまざまな企業がビッグデータ活用に本格的に乗り出してきた。その中でも、月間アクティブユーザー数 約2800万人、月間総ページビュー数 約590億を誇る「マルチビッグデータカンパニー」であるヤフーは、日本でビッグデータ活用に先進的に取り組んでいる企業の1つと言ってよいだろう。一方、NECは、さまざまなユーザーにビッグデータ活用の提案を行い、日本企業のデータ活用市場を切り開いてきた企業の1社だ。今回、両社のキーパーソンに、ビッグデータがもたらす価値と、それを支えるシステム基盤について対談してもらった。
記事 個人情報保護・マイナンバー トリップワイヤ、Heartbleed対策も可能な「Tripwire PureCloud」のトライアル版を提供 トリップワイヤ、Heartbleed対策も可能な「Tripwire PureCloud」のトライアル版を提供 2014/10/10 トリップワイヤ・ジャパンは9日、クラウド型脆弱性管理ソリューション「Tripwire PureCloud」の無料トライアルサービスである「Tripwire SecureScan」を提供開始したことを発表した。
記事 OS・サーバOS よりクラウドに適した次期Windows Serverの新機能、ローリングアップデート、SDN対応など よりクラウドに適した次期Windows Serverの新機能、ローリングアップデート、SDN対応など 2014/10/08 次期Windowsとなる「Windows 10」のテクニカルプレビュー公開と合わせて、次期Windows Serverと次期System Centerのテクニカルプレビューも公開されています。
記事 IT戦略・IT投資・DX トランスコスモス、ベトナムとインドネシアにWeb系のオフショア開発拠点を開設 トランスコスモス、ベトナムとインドネシアにWeb系のオフショア開発拠点を開設 2014/10/08 トランスコスモスは8日、ベトナムのホーチミンとインドネシアのジャカルタに、Webサイトの制作と開発をおこなうオフショア拠点を開設し、サービス提供開始したことを発表した。
記事 システム開発ツール・開発言語 モバイルアプリ開発も「仮想化」活用へ、リアルなネットワーク環境再現の効果とは モバイルアプリ開発も「仮想化」活用へ、リアルなネットワーク環境再現の効果とは 2014/10/06 アプリケーションの開発には、より“リアル”なネットワーク/サービス環境で検証し、パフォーマンスを落とす原因を改善していく作業が不可欠だ。ある程度作り込んだ段階から遡って開発し直すことは、地獄の苦しみである。そうした状況を回避するためには、本番環境をすばやく再現し、“リアルな状況”で検証することである。そこで注目されているのが「仮想化(Virtualization)」の活用だ。
記事 IT戦略・IT投資・DX 日本HP、自働サーバー機能強化のx86サーバー群「HP ProLiant Gen9」を発表 日本HP、自働サーバー機能強化のx86サーバー群「HP ProLiant Gen9」を発表 2014/10/02 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は2日、同社x86サーバーの新ラインナップ「HP ProLiant サーバー Generation 9(以下、HP ProLiant サーバー Gen9)」を発表した。
記事 BPO・シェアードサービス なぜ日本でオフショア開発が浸透しないのか?ラボ型開発と品質共同担保の重要性 なぜ日本でオフショア開発が浸透しないのか?ラボ型開発と品質共同担保の重要性 2014/10/02 システム開発市場全体の規模が違うとはいえ、日本のオフショア開発市場規模は、アメリカのそれと比較して1パーセント程度にとどまっているという。顧客と開発者の間に発生しがちな認識の齟齬を減らし、生産性の高い開発をオフショアで実現するにはどうするべきか。ベトナムでオフショア開発サービスを提供しているエボラブルアジア CEO 吉村 英毅氏が強調するのは、顧客と開発者による品質共同担保の重要性である。
記事 IT戦略・IT投資・DX キヤノンMJ、ANA国内線でSuica決済できる機内販売システムを共同開発 キヤノンMJ、ANA国内線でSuica決済できる機内販売システムを共同開発 2014/09/22 キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は全日本空輸(以下、ANA)と、ANAの国内線機内において交通系電子マネー「Suica」の決済を利用できる機内販売システムを共同で開発した。
記事 ERP・基幹システム 瀕死の老舗旅館 陣屋を継いだ宮﨑社長は、どのようにしてITで売上6割増を実現したのか 瀕死の老舗旅館 陣屋を継いだ宮﨑社長は、どのようにしてITで売上6割増を実現したのか 2014/09/22 新宿から小田急線で約1時間の距離にある鶴巻温泉。そこで旅館を営む大正7年(1918年)創業の「元湯 陣屋」はリーマンショック後、売上が低迷し、売上高2億9,000万円に対して借入金が10億円、利益もマイナス7,000万円という厳しい経営状況にあった。こうした中、2009年10月に家業を継いだ代表取締役社長の宮﨑富夫氏は、経営危機に陥った旅館を立て直すためにクラウドを活用。「ITを使うぐらいなら辞める」という従業員も出てくる背水の陣から4年、売上高60%増を達成するとともに、新規ビジネスの立ち上げにもつなげた。