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  • 2015/01/28

触覚わかるスマホ、フォグコンピューティング--フロスト&サリバンが15の予測を発表

世界的調査会社のフロスト&サリバンは27日、「2015年:15のトレンド予測」を発表した。フロスト&サリバン ICT部門グローバル バイスプレジデントのブライアン・コットン氏は、新しいリーダーの登場や広告の高度化、ソーシャルのビジネス活用拡大、リアルタイム技術の進展、ウェルネスエクスペリエンス、自動運転といった技術の台頭に合わせて、Airbnb(エアビーアンドビー)やUber(ウーバー)を超える新しいビジネスモデルが生まれる可能性があるとの見通しを示した。

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フロスト&サリバン
ICT部門グローバル
バイスプレジデント
ブライアン・コットン氏
 フロスト&サリバンによる15のトレンド予測は以下の通り。

1.ミレニアム世代の新たなリーダーの台頭

 1980年代から2000年生まれのミレニアム世代、14歳から34歳の新世代リーダーの登場があるという。「これらの世代は、(米国では)テロや戦争、学校で銃による無差別殺人が行われたことを目の当たりにしてきた世代。自然災害にもさらされてきた人々で、こうした人々が新しいリーダーとなったときには、間違ったことは正していこうと動いていく」(コットン氏)。

 また、企業家精神とポジティブなマインドを持ち合わせた新世代は、フェイスブックやインスタグラム、Airbnbなどと競合するサービスを創出されることが期待されるという。

2.都市の商用化・スマート化

 2015年は都市(シティ)がより大きな権力を持ち、都市化のさらなる拡大、進化があるという。都市は投資を誘致することに力を入れていくことになる。「都市はテクノロジーを活用しながら、魅力を増していくことになる。今後は市長ではなく、CEOといった言い方をされていくことになるのではないか」。


3.現金通貨の流通がピークになる

 2015年は、バーチャル貨幣が大々的に採用されることがニュースになるという。たとえば、ビットコインを取り扱うCoinbaseのような会社は、スマホアプリの採用を加速していくことが考えられる。また、現金をベースにした支払い手段から、バーチャル貨幣、仮想的な支払方法が進んでいく。


4.消費者のハイパーコネクテッド化(常時ネット接続)

 2015年の消費者は、オンラインショッピングや教育、人との交流、銀行などのサービスを常時ネットに接続している端末を通じて利用されることになる。こうした消費者の要求度は高く、異なる端末でも同じ体験を企業側に求めていくことになる。「2015年のトレンドとして、どのビジネスでも、どのタイミングでも、どのデバイスでも、ビジネスが行えるようになってくることを示すことになる」(コットン氏)。

5.データの透明性が高まる社会への移行

 データの「透明性」が新しいトレンドになっていく。ビッグデータや高度な分析ツールによって、これまで見えなかったようなパターンが明確になっていき、これまではわからなかったような将来の予想が可能になる。「こうした状況では、情報は隠しておくことができなくなる。そのため、透明性や説明責任が企業の新しい社会的な責任になる」。

6.広告のより高度なターゲティング化・パーソナル化

 6つめは、よりターゲットを絞り込んだ形での広告が実現するという。銀行、リテール、ヘルスケアで話題になる。ビッグデータや高度な分析ツールで、マーケティング担当者はこれまでにないレベルで顧客の好みを知り、予測ができるようになる。「マーケットシェアをとっていくという考え方も、新しい局面を迎えることになる。これまでとは異なって、個人個人、1人1人とつながって、顧客を獲得し、顧客を維持し、顧客を増やしていくというやり方になっていく」。

 2015年は、企業動向を予測するなら、高度なキャンペーンを実施していきながら、顧客の一人一人を異なるマーケットセグメントととらえて、個別化していくことになる。


【次ページ】触覚わかるスマホ、フォグコンピューティングが台頭

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