記事 ITコスト削減 AIやIoTがオフィスも変える? 大塚商会に見るITソリューション最前線 AIやIoTがオフィスも変える? 大塚商会に見るITソリューション最前線 2017/02/22 近年、AIやIoTが注目を集めているが、いよいよオフィスでの実用化も始まっている。大塚商会主催の総合展示会「実践ソリューションフェア2017」では、「ITで育つ元気なオフィス。」をテーマに、既存環境でのコスト削減策や、攻めのIT投資方法など、オフィスに元気を与えるソリューションが提案された。ここではユニークな展示が数多く行われた同フェアの模様をご紹介しよう。
記事 金融業界 ブロックチェーン、投資銀行のインフラコストを3割削減=アクセンチュア調査 ブロックチェーン、投資銀行のインフラコストを3割削減=アクセンチュア調査 2017/02/16 アクセンチュアは、エーオンの子会社であるマクラガン社との調査によって、ブロックチェーン技術により世界の投資銀行上位10行のうち、8行のインフラコストを平均30%削減できる可能性があることが明らかになったと発表した。8行の合計で、年間80~120億ドルのコスト削減に相当するという。
記事 ウェアラブル FitbitのPebble買収に学ぶ「日本が米国に勝つ方法」 FitbitのPebble買収に学ぶ「日本が米国に勝つ方法」 2017/02/14 Fitbitは2007年創業のスタートアップ企業で、2015年に上場も果たしたヘルスケア・ウェアラブル企業の先駆けだ。最近はフィットネス、ウェアラブル、モバイル関連企業との協業、昨年末のPebbleの買収、先月のVector Watchの買収、従業員の6%にあたる110名の解雇など、ニュースが続いている。Fitbitは何を考え、どこへ進もうとしているのか? シリコンバレーと日本とのカルチャーの違い、ウェアラブルの可能性など、Fitbit シニアアドバイザーである熊谷芳太郎氏が語った。また、トーマツ ベンチャーサポートの木村将之氏との対談から、スタートアップ成功の秘訣を探る。
記事 ペーパーレス化 改正電子帳簿保存法とは何か? 「スマホで撮影」が認められて何が変わったのか 改正電子帳簿保存法とは何か? 「スマホで撮影」が認められて何が変わったのか 2017/02/14 「電子帳簿保存法」が改正されたのをご存知でしょうか? 2016年1月1日より適用が開始され、これまであまり普及してこなかった電子帳簿保存法がようやく本格的に企業で活用できる準備が整いました。ここでは改めて改正や規制緩和のポイントを解説するととともに、企業が活用するメリットについてまとめます。この機会に改正電子帳簿保存法を理解し、業務改善やコスト削減につなげてください(監修:元国税調査官・税理士 松嶋 洋 氏)。
記事 人件費削減・リストラ RPAで「ホワイトカラーの仕事の47%がなくなる」の意味 RPAで「ホワイトカラーの仕事の47%がなくなる」の意味 2017/02/13 労働者人口が大きく落ち込むと予想されている日本。生産性向上が必要になる中で、企業での積極活用が叫ばれているテクノロジーが、RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)である。7日に開催された日本RPA協会の主催セミナー「やらざるを得ないRPAと取り組みの実態」では、いまITにおいてキーワードになりつつあるRPAについての解説が行われた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 三井不動産が手がける、千葉県柏市の「イノベーション拠点」は何がスゴいのか 三井不動産が手がける、千葉県柏市の「イノベーション拠点」は何がスゴいのか 2017/02/06 千葉県柏市。つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅から徒歩2分のところに、三井不動産という伝統ある企業がまったく新しいコンセプトで立ち上げた「21世紀型」のイノベーション拠点があります。それがインキュベーションオフィス「31VENTURES KOIL(以下、KOIL)」です。なぜKOILを立ち上げたのか、KOILでどのようなことを実現したいのか、三井不動産のベンチャー共創事業部に勤め、KOILのコミュニティマネージャーとしても活躍する定塚 敏嗣さんにお聞きしました。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ライオンが取り組む、健康的な働き方改革 ライオンが取り組む、健康的な働き方改革 2017/01/26 ハミガキ、ハブラシなどのオーラルケア商品、石けん、洗剤からヘアケア・スキンケア製品などを幅広く手がける総合日用品メーカーのライオン。創業120年超の老舗メーカーは、中長期経営計画の中の重点戦略の1つとして、働き方改革に取り組む。「社員一人ひとりが健康でいきいきと働いていること」が生産性向上につながるという同社のワーク・ライフ・バランスの取り組みや、柔軟な働き方を支えるモバイルPCの活用といったIT戦略について話を聞いた。
記事 グリーンIT スマートグリッド市場が「急成長中」 2020年以降、電力や電気料金はこうなる スマートグリッド市場が「急成長中」 2020年以降、電力や電気料金はこうなる 2017/01/26 フロスト&サリバンが特定した今後数年間で大きなビジネス機会が見込まれる「TechVision:世界を変革するトップ50テクノロジー」。この「エネルギー&ユーティリティ」部門に「スマートグリッド」があり、2025年まで平均6.2%の成長が見込まれる。そこで、基本的な「スマートグリッド」のコンセプト、目的、利用技術、そして将来動向をフロスト&サリバン ジャパン 成長戦略コンサルティングマネージャの伊藤 祐氏に解説してもらった。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ネスレ日本と日産自動車の「ブランド」は、なぜイノベーションをもたらすのか ネスレ日本と日産自動車の「ブランド」は、なぜイノベーションをもたらすのか 2017/01/24 企業の成長にはイノベーションは必要不可欠であり、それは誰も否定し得ないことである。どの企業もイノベーションの実現に向けて膨大な時間と人的資源を投入し、試行錯誤を繰り返しているが、それが実を結ぶことは少ないのが現実である。しかしながら、一方ではイノベーションの実現を常態化している企業も存在している。その施策にどのような違いがあるのであろうか? 今回は、ネスレ日本と日産自動車の事例を通じて、「ブランド」という視点が、なぜイノベーション実現の手助けとなるかを紐解いていきたい。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 三重県の2017年は「ポスト伊勢志摩サミット」の取り組みを本格化させる 三重県の2017年は「ポスト伊勢志摩サミット」の取り組みを本格化させる 2017/01/23 2016年に伊勢志摩サミットを成功させた三重県は、2017年も「オール三重」を合言葉にして、県民あげてポストサミットへの取り組みを展開していく。安倍総理の伊勢神宮参拝随行を皮切りに、知事就任以来6回目となる台湾でのトップセールスやサミットのレガシーを産業振興につなげる「みえ食の産業振興フォーラム」の開催など、ビジネスチャンスを創生する鈴木英敬知事の取り組みを紹介する。
記事 PC・ノートPC 東芝、法人向けに「dynabook VC72/B」を発売 360度開閉する2in1、軽さ約1,099g 東芝、法人向けに「dynabook VC72/B」を発売 360度開閉する2in1、軽さ約1,099g 2017/01/19 東芝クライアントソリューションは19日、法人向けの12.5型 2in1コンバーチブルPC「dynabook VC72/B」を発表、販売を開始した。
ホワイトペーパー セキュリティ総論 「無害化」というマルウェア対策の究極のソリューション 「無害化」というマルウェア対策の究極のソリューション 2017/01/18 標的型メール攻撃の被害を防ぎたい、情報漏えい対策をさらに強化したいと考えているなら、「メール無害化サービス」を検討したい。これは受信メールから、添付ファイルや危険なサイトへのURLリンクを削除し、安全なメール受信を可能にする。「GUARDIAN セキュリティ サービス」は月額たったの400円から始められ、クラウド型なので新たな設備投資や運用作業も不要だ。今なら無償トライアルも実施している。
記事 セキュリティ総論 S&J 三輪 信雄氏が提言!「感染が前提のイタチごっこ、もうやめませんか?」 S&J 三輪 信雄氏が提言!「感染が前提のイタチごっこ、もうやめませんか?」 2017/01/18 総務省 現 最高情報セキュリティアドバイザー(CISA)や過去CIO補佐官など要職を歴任した、セキュリティ業界最大手、ラックの元社長であり、草分け的な存在であるS&J 三輪 信雄氏。長年にわたり業界を俯瞰してきた三輪氏にして、「セキュリティ対策の最終進化形」とまで言わしめたインターネット分離と無害化ソリューションとは何か? そのメリットと運用ポイントについて、話をうかがった。
記事 新規事業開発 ソニーの「嗅覚」事業を切り拓いたAROMASTICは、視覚・聴覚だけの「VR」を変えるか ソニーの「嗅覚」事業を切り拓いたAROMASTICは、視覚・聴覚だけの「VR」を変えるか 2017/01/17 ソニーが新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(以下、SAP)から生まれた新プロジェクトパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」がヒットの兆しを見せている。その香りカートリッジには5種類の天然精油が入っており、瞬時に香りを切り替えられることが大きな特徴だ。従来までなかった、新しい香りビジネスの創出に向けた挑戦について、引き続きソニー 新規事業創出部 OE事業室 統括課長 博士(理学)藤田 修二氏に話を聞いた。
記事 システム開発ツール・開発言語 まつもとゆきひろ氏が賞賛する「Ruby」で開発された8つのサービス まつもとゆきひろ氏が賞賛する「Ruby」で開発された8つのサービス 2017/01/17 暮れも押し迫った12月、2016年のRuby開発を振り返るいい機会があった。それが、今年で2回目となる「Ruby biz Grand prix 2016」だ。Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏の出身地である島根県などが主催し、Rubyを使った製品やサービスの中からイノベーションを起こしたものを表彰、紹介するというもの。国内外から29事例の応募があり、その中から優秀な8事例が表彰された。今回は授賞式のレポートを通じて、受賞作品を紹介していきたい。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 世界のスマートホーム市場は日本と中国がけん引、2030年には4000億米ドル規模に 世界のスマートホーム市場は日本と中国がけん引、2030年には4000億米ドル規模に 2017/01/16 コンサルティングファームのA.T. カーニーは16日、スマートホームに関する調査報告書の日本語版を公開した。この報告書では、世界全体でのスマートホームの市場規模は現在150億米ドルだが、2020年までに500億米ドル、2030年までに4000億米ドルまで拡大すると予測している。世界におけるスマートホーム市場の概況と、今後のスマートホーム市場拡大を促進する「4つの要因」を紹介しよう。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ローランド・ベルガー名誉会長に聞く、製造業のデジタル化のゆくえ IoTはブームか本物か ローランド・ベルガー名誉会長に聞く、製造業のデジタル化のゆくえ IoTはブームか本物か 2017/01/12 2016年はIoT(Internet of Things)やインダストリー4.0という言葉に象徴されるように、製造業の多くがデジタル化に取り組んだ1年だった。ではこの流れは今後も続いていくのだろうか。シェアリングエコノミーや人工知能(AI)がもたらすインパクト、社会の変容などについて、欧州最大の経営戦略コンサルティング会社の生みの親、ローランド・ベルガー名誉会長に、ベッコフオートメーションの川野俊充社長が聞いた。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 大田区のコワーキングスペース「biz BEACH CoWorking」が絶好の立地に開設できたワケ 大田区のコワーキングスペース「biz BEACH CoWorking」が絶好の立地に開設できたワケ 2016/12/28 今回取り上げるのは「biz BEACH CoWorking」だ。これまで紹介してきたコワーキングスペースとは異なり、大田区の中小企業のための総合支援施設ともいえる大田区産業プラザにおいて、入口からエスカレータで上った2Fのすぐ脇に位置している。大田区の中小企業が相談に来るこの施設の、まさに絶好のポジションにbiz BEACH CoWorkingがある。どうしてこんな良い立地にコワーキングスペースをオープンできたのか? 運営する企業に、立ち上げから現状と今後を聞いてまとめた。
記事 政府・官公庁・学校教育 小・中学生が1日半でゲーム作り、静岡県川根本町がITキャンプを開催する理由 小・中学生が1日半でゲーム作り、静岡県川根本町がITキャンプを開催する理由 2016/12/27 静岡県榛原郡川根本町。静岡県の中央部に位置し、静岡市や浜松市、北は長野県と接する町だ。人口約8000人のこの町で、ICTを使った取り組みが進んでいる。今回はそのひとつ、12月23日から24日にかけて行われた子供向けのプログラミング教室を取材した。小・中学生にプログラミングに興味を持ってもらい、ITの基礎知識を身につけてもらうのが目的だ。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 元ホンダCIOが指南!IoT時代の「データ保護」戦略とROIの考え方 元ホンダCIOが指南!IoT時代の「データ保護」戦略とROIの考え方 2016/12/22 ビッグデータ、IoTの時代は、データを蓄積・分析して、ビジネスに活かすことが求められる。すなわち、データこそが企業の命運を分けるのである。ただし、このデータは爆発的に増大しており、ますます取り扱いが難しくなっている。企業の貴重な資産であるデータをどう保護し、どう守っていけばよいのか。長年、ホンダのIT部門長をつとめ、リーマンショック、3.11の東日本大震災という危機を乗り切った経歴を持つ有吉和幸氏に、企業のデータ保護戦略やバックアップ&リカバリのROIについての考え方を聞いた。
記事 市場調査・リサーチ デロイトが予測するモビリティー革命 「自動車は所有とシェアの二極化が進む」 デロイトが予測するモビリティー革命 「自動車は所有とシェアの二極化が進む」 2016/12/22 デロイト トーマツ コンサルティングが自動車業界の今後を占う大胆な予測を交えたレポートの発表を行った。同社主催で多くの記者を集めたラウンドテーブルでは、PHEV・ZEVへのシフト、AI・自動運転によるモビリティの変革、自動車メーカーやサプライヤービジネスの変化など多数の視点が紹介された。とくに環境問題、IoT、自動運転のような問題は、消費財としての自動車の在り方を変え、既存の自動車産業モデルの見直しを迫る影響が予想される。
記事 医療業界 「ヘルステック支援」には、高い専門性とモラルが必要だ 「ヘルステック支援」には、高い専門性とモラルが必要だ 2016/12/22 健康・医療の分野に新しい情報技術を活用するヘルステックに注目が集まり、才能ある起業家や資金を持つ投資家が困難な課題の解決に取り組んでいます。高い品質を保ち、規制当局からの承認が必要になる医療分野では、医師や弁護士、起業経験者といった専門家からの助言が重要になるため、起業家支援プログラム「アクセラレーター」の存在が欠かせません。現在、米国や欧州ではベンチャーキャピタルや大学、製薬会社がアクセラレーターを設立し、人々の健康的な暮らしを大きく変える製品・サービス作りを支援しています。
記事 ネットワーク管理 SDNなど次世代ネットワークに求められる7つの要件、それを支える管理ツールとは SDNなど次世代ネットワークに求められる7つの要件、それを支える管理ツールとは 2016/12/16 ビッグデータ解析や人工知能など、いま、ITの世界では革新的なテクノロジーが次々と生まれている。それはネットワークの領域でも同じだ。ネットワークの仮想化やSDNなどの技術革新により「ネットワークは安定的に動けば十分」という従来の常識も変更を迫られている。では、次世代ネットワークに求められる具体的な要件は何か。また、それを支えるネットワークの運用・管理はどうあるべきか。アイ・ティ・アール(以下、ITR) プリンシパル・アナリスト 甲元宏明氏らが解説する。
記事 AI・生成AI リコーの次の一手は「IBM Watson/IoTとの連携」 領域を超えてビジネスチャンスを掴め リコーの次の一手は「IBM Watson/IoTとの連携」 領域を超えてビジネスチャンスを掴め 2016/12/13 1990年から複写機のデジタル化に取り組んだリコーは、すでに「デジタルトランスフォーメーション」を進めてきた企業でもある。同社は、顧客の“お困りごと”を聞き出し、商品の価値を高めることに重点を置き仕事を進めてきたが、それを1つの仕組みとして定着させている。たとえば、必要に応じて開発部隊による「即応チーム」を編成し、困りごとを把握して、次のソリューションを提案したり、商品に迅速に反映しているという。最近では、現場の営業や技術者だけでなく、経営層も大手のグローバル顧客に対してトップセールスを実施し、顧客の経営課題レベルのお困りごとをリコーグループの持つグローバル・リソースで解決しているそうだ。前編に続き、同社の競争力の源泉について、経営コンサルタントの野間 彰氏が掘り下げた。
ホワイトペーパー 電子メール・チャット メールを変えるという「ライフハック」で、生産性の高い働き方を実現せよ メールを変えるという「ライフハック」で、生産性の高い働き方を実現せよ 2016/12/12 個人で仕事をする意識や、ワークライフ・バランスの自己管理の意識の強い欧米のオフィス・ワーカーの間では「Life Hack(ライフハック)」と呼ばれる仕事効率化やタスク管理の手法やツールが普及している。それらの多くに共通することは「やるべきことをあいまいなまま意識している、実行している」状態に対する改善だ。本資料では、ライフハックの観点からみた生産性が高い働き方のポイントを、「人」を起点とするアプローチを採用した「IBM Verse」の使い方や機能を交えて解説する。
記事 グループウェア・コラボレーション 「社食」を支える従業員4万人超のエームサービスが、18年間もNotesを活用し続けるワケ 「社食」を支える従業員4万人超のエームサービスが、18年間もNotesを活用し続けるワケ 2016/12/12 三井グループと米国アラマーク社の合弁によって設立された受託給食サービス事業者のエームサービスは、グループ全体で従業員約4万1000名、全国約3800か所のオフィス・工場・寮などの社員食堂で食事やサービスを提供している。18年にわたって情報共有に「IBM Notes/Domino(以下、Notes)」を使い続けている同社では、モバイルやクラウドが普及し、様々な情報共有ツールが登場しているにも関わらず、なぜNotesを活用し続けるのか。エンドユーザーにいい意味でNotesを意識させない「社内ポータル」や「会議室予約システム」の活用術を紹介しよう。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 野中常務に聞く、リコーの「ビジュアルコミュニケーション」挑戦とそれを支えるDNA 野中常務に聞く、リコーの「ビジュアルコミュニケーション」挑戦とそれを支えるDNA 2016/12/12 いま世間で騒がれている「デジタルトランスフォーメーション」というキーワードは、デジタル技術を用いた顧客価値の創造に他ならない。まず自社の技術の差別軸を用いて、競争力のある商品をつくることが大前提だ。しかし単にそれだけでは成功しないことも事実だ。「特にソリューション事業では、顧客の“お困りごと”を聞き出し、商品の価値を高めていくことが重要だ」と語るのは、リコー 常務執行役員 ビジネスソリューションズ事業本部 副事業本部長の野中 秀嗣氏だ。同社は、得意な画像・プリンティング領域のみならず、最近ではビジュアルコミュニケーション領域にも進出している。新たな価値創造を目指すリコーの新展開について、経営コンサルタントの野間 彰氏が切り込んだ。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 埼玉県のコワーキングスペース「7F(ナナエフ)」、都市型に負けない郊外型の強みとは 埼玉県のコワーキングスペース「7F(ナナエフ)」、都市型に負けない郊外型の強みとは 2016/12/12 新宿から電車で30分、遠いようで近い街、埼玉県さいたま市の大宮。そこで4年前からコワーキングスペースを運営しているのが、今回取り上げる「7F(ナナエフ)」です。地域とも密接と関わり、都市圏ではない「郊外型」コワーキングスペースとして成長を続けている7F代表の星野邦敏さんに、開設の経緯や取り組みについて話を聞きました。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 使い慣れたWord、Excelをそのまま回覧できる、ユーザー目線のワークフローとは? 使い慣れたWord、Excelをそのまま回覧できる、ユーザー目線のワークフローとは? 2016/12/01 稟議書類の回覧からナレッジ共有、経費精算や総務諸届などの社内業務プロセス、サプライチェーンにまたがる企業間の業務プロセスまで、「ワークフロー可視化」のニーズは常に高い。一方、Office製品との親和性を考慮して情報共有基盤にSharePointを導入したが、その標準ワークフロー機能をうまく活用できていないという声も聞く。この問題の根底には、SharePointがシステム管理を中心とした「システムワークフロー」であることが大きい。多くの企業が求めているのは、使う人に寄り添った「ヒューマンワークフロー」なのだ。そこで、SharePointをヒューマンワークフローとして活用する方法について探ってみた。
記事 新規事業開発 印刷関連機器メーカーが「4月に売上ゼロへリセット」からの脱却に取り組んだ理由 印刷関連機器メーカーが「4月に売上ゼロへリセット」からの脱却に取り組んだ理由 2016/11/21 製品がコモディティ化していく中で、製品のライフサイクルにおける「アフターサービスによる付加価値提供」は、ブランドの差別化を図り、収益に貢献する重要な要素であるとの認識が広がっている。とくに、製造業にとってはサービス事業の収益化、サービスイノベーションは喫緊の課題だ。中期事業戦略に「サービスの売上拡大による収益の安定化」を掲げるSCREENグラフィックアンド プレシジョンソリューションズ サービス統轄部 統轄部長の髙田敏和氏が、同社がIoTなどを活用しながらワールドワイドで進めるサービス戦略について語った。