記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS クラウドの選択で競合他社に差をつける! Web企業を中心に今選ばれているクラウドは? 2015/02/18 今や企業ITを構築する上で、クラウドは欠かせない要素だ。特にCPUやメモリ、ストレージなどのITリソースを低コストかつ容易に調達できるIaaSは、うまく活用すればITコストと劇的に下げ、同時に柔軟性も獲得できる。ただし、IaaSはITを支えるインフラだけに、安易な選択にはリスクも伴う。こうした中、ソーシャルサービスやアプリ・ゲーム会社などのWeb企業から採用が増えているクラウドサービスが、今注目を集めている。
記事 サーバ仮想化・コンテナ ハイブリッドクラウド化で陥りがちな罠とは?VMware環境移行の最適解を探る 2015/02/05 クラウド活用が当たり前になった今、企業の関心は「クラウドを使うか否か」ではなく「クラウドの中身」に移っているようだ。そこで現実的な選択肢として登場するのが、オンプレミスとクラウドのメリットを享受できる「ハイブリッドクラウド」だ。その一方で、移行にはいくつかの課題を抱える企業も少なくない。場合によっては取り返しのつかない「罠」に陥るケースもあるという。ここでは、ハイブリッドクラウド環境への移行問題を解決する方法を解説する。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS VDIもパブリッククラウドに移行!AWS上で仮想化する「XenDesktop/XenApp on AWS」 2014/12/22 VDIに代表される仮想デスクトップ市場は年々拡大傾向にある。これにともない多様化しているのが、その提供形態だ。クラウドコンピューティングが当たり前のようになり、オンプレミス以外にも様々なVDIソリューションが登場している。そのひとつが、AWS上でシトリックスのVDIを稼働させる「XenDesktop/XenApp on AWS」だ。業務システムをクラウド上に移行する先進的な企業が増加しているなかで、今後はこうした、VDIをパブリッククラウド上で実現する企業も増えていきそうだ。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 移行チャンスは残り2回?Windows Server 2003サポート終了直前にすべきアクションとは 2014/12/02 Windows Server 2003は2015年7月15日に延長サポートが終了し、セキュリティパッチを含むすべてのサービスが受けられなくなる。対応方針が明確になっていない企業は、早急に対策が必要だ。限られた時間のなかで、いかなる手順で移行を進めていけばよいのか。また移行せずに使い続ける場合には発生するリスクを理解し、回避するために何をすべきか整理してみたい。
記事 統合運用管理・サーバ監視 トウ・ソリューションズ事例:リリース業務の一元化、自動化、進捗状況の見える化で内部統制を実現 2014/11/10 マヨネーズ、ドレッシングなど加工食品を手がけるキユーピーをはじめ、同グループの関連会社 約40社をITで支えているのがトウ・ソリューションズだ。グループ内のあらゆるシステムを自社開発してきた同社は、内部統制の観点から、開発と運用を分離する方針を決定した。しかし、同社の開発部門では従来、担当者が申請書、セットアップの手順書、テスト資料などを用意し、複数の関係部署による承認が必要となる。そのため、この手続きを電子化し、ワークフローとして処理する仕組みが必要だった。
記事 バックアップ・レプリケーション クラウド&ビッグデータ時代に求められる「統合的バックアップ」の最適解 2014/10/27 データ爆発の時代、データの活用だけでなく、「データをいかに効率よく保存・復旧するか」も重要となる。クラウド化や仮想化のシステムがますます増え、オンプレミス(物理)環境との混在が進む中、なるべく業務に負荷をかけずに行えるバックアップソリューションは何か? その最適解を探っていく。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 好調な企業と不調な企業、IT戦略はどう違う?分析からIT基盤のあるべき姿を定義する 2014/10/24 クラウド、ソーシャル、ビッグデータなどは依然として主要なIT動向であり、企業が重点的に取り組むべき課題は多様化している。そうしたなかでも、大多数の企業に共通して変革の余地があるのは、IT基盤の統合・再構築だ。先日開催されたクレオソリューション主催のセミナーでは、限られた経営資源を活用し、急速に変化するビジネス環境に対応するためのIT基盤のあるべき姿が解説された。この疑問を解くポイントとなるのが、好調な企業と不調な企業との間に存在する、IT戦略の方向性の違いである。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 【データセンター事例】280万会員の「宅ふぁいる便」を支えるITインフラサービスとは 2014/10/24 「宅ふぁいる便」といえば、大容量ファイル送受信の先駆けとして、誰もが1度は利用したことがあるのではないだろうか。本サービスは1999年からスタートし、現在では280万人の会員を擁する巨大サービスに成長した。ユーザーに親しまれる息の長いサービスとして続いてきた宅ふぁいる便だが、現在に至るまでには厳しい選択も迫られてきたという。大容量ファイル転送サービスの老舗、宅ふぁいる便を支えるデータセンターとは、一体どのようなものであろうか?立ち上げの時からかかわってきたという大阪ガス行動観察研究所の山川大介氏に話を聞いた。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ VDIで実力発揮!ハイブリッド型ストレージがもたらすコスト低減とパフォーマンス向上 2014/10/20 ITを取り巻く技術の進化やワークスタイルの変化などに伴い、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)を導入する企業が増加している。VDIの構築で重要なのは、ユーザー視点での利便性の向上と、TCOを低減するソリューションを選択すること。その最適解として注目されているのが、ハイブリッド型ストレージの「Nimble Storage」である。従来のストレージ概念を変えた「Nimble Storage」とはどのようなものなのか。ソフトバンク コマース&サービスのエキスパートに話を聞いた。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS クラウドファーストが加速するユーザー企業システム、そのときISVが成すべきことは? 2014/10/16 ユーザー企業がシステムを導入・移行する際、クラウドの利用を第一に検討する“クラウドファースト”が定着しつつある。2015年7月に迎えるWindows Server 2003の移行先としても、クラウドは有力な選択肢だ。こうしたビジネス環境の中でISVは、いかにしてパッケージのクラウド対応、SaaS化を実現し、ユーザーのニーズに応えていけばよいのだろうか。
記事 バックアップ・レプリケーション 【物語で理解】サーバ仮想化急増で大混乱!物理・仮想混在環境をまとめてバックアップ 2014/10/06 中堅生命保険会社のサムライ保険。最近は、オンラインで購入できる20~30代向けの廉価でシンプルな商品を開発・提供し、順調に業績を伸ばしている。低価格商品を実現できた大きな理由は、IT化による徹底したコスト削減だ。特にVMwareによるサーバ仮想化にはいち早く着手し、今はHyper-Vも活用することで、数百台あった物理サーバを10台にまで集約。ハードウェアの保守・運用コスト、空調や設置スペースなどのファシリティコストを大幅に削減することに成功した。しかし、急速な仮想化は歪みももたらした。その1つが、物理・仮想の混在環境におけるバックアップだ。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ VDIサーバ基盤に求められるものとは? 2014/09/29 クライアント端末の運用負荷の低減や事業継続性、セキュリティ対策などの観点からVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ基盤)を導入する企業が増えている。特に、今まで導入に慎重な姿勢を示していた中堅・中小企業においても、その傾向が顕著になってきた。企業がVDIを導入する際に留意すべきポイントは何か。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ VDI導入における最大のネック、初期コストを最小限に抑えた段階的な構築事例 2014/09/10 仮想デスクトップ環境(VDI)導入は、IT管理者とユーザーの両者に対して多くの利益をもたらす。しかしいざVDIを導入したいと思っても、初期コストの高さやパフォーマンスや現行アプリの事前検証など、考慮すべきポイントも多い。日本オフィス・システム主催のセミナー「失敗しない仮想デスクトップ段階的導入のコツ」では、導入時の初期コストを抑えながら、検証・導入・展開とスムーズに進められる段階的な構築手法について、中央大学やパナソニック アジアパシフィックの事例を交えて解説された。
記事 バックアップ・レプリケーション 【物語で理解】製造業のひとり情シス 二階堂、社長からの一言に追い詰められる 2014/09/08 株式会社光菱製作所は、シャフトやスピンドル、ノズル、ブラケットなど、さまざまな機械部品の製造・加工を手がける社員50名の企業だ。地方にも工場を持ち、規模は小さいながらも高い技術力と納期をしっかり守る仕事ぶりが評価され、年々業績を伸ばしている。特に最近は、世界的な景気拡大に伴って、国内はもちろん、アジアを中心とする海外からも問い合わせが急増し、社長は超強気だ。つい最近、東京で開催されたデータ活用セミナーに参加し、IT担当の二階堂をつかまえて、「これからはビックデータの時代だぞ、二階堂くん!」と熱弁を振るっていたが……。
記事 バックアップ・レプリケーション 企業のデータベースやSAP ERPはなぜ十分なバックアップがなされていないのか 2014/08/04 Eコマースや物流管理システムなどを支えるデータベース(以下、DB)やERPといった基幹業務アプリケーションは、企業のビジネスの根幹をなす要のシステムだ。これら業務を司る情報資源は、日々蓄積・更新され続けている。もちろん、このような重要なシステムを守るために、普段からシステム管理者はバックアップ対策を講じていることだろう。しかし、アプリケーション単位でのバックアップ対策をみた場合はどうだろう? 実は、ここに語られなかった大きな落とし穴があるというのだ。それは一体どのようなことだろうか?
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 マルチデバイス時代、既存のIT資産管理の限界を突破するには 2014/07/17 マルチデバイス時代の到来にともない、保有デバイスは爆発的に増加し、種類も多様化している。また、不正なソフトウェアやプログラムの脆弱性による被害が社会問題になり、セキュリティリスクへの迅速な対応が重要な課題となっている。こうしたなかでも、IT資産管理の現場ではいまだに従来通りの画一的な管理や手作業による運用が根付いており、脅威に対する迅速な対策が困難になっている。現状管理では把握しきれないリスクにいかにして対応するのか。そして、これからのIT資産管理のあるべき姿とはどのようなものだろうか。
記事 バックアップ・レプリケーション 【特集】事例に学ぶ、企業データ・システム保護とBCP構築の最適解 2014/07/10 企業内で日々生成・更新されるさまざまなデータやそれを支えるシステムは、企業にとって非常に貴重な資産だ。これらは無形の資産であるがゆえに、一度失われてしまうと取り返しのつかない事態につながる。また、システムが停止してしまえば、事業そのものが停止に追いやられ、多大な金銭的被害をもたらすことにもなる。本特集では、さまざまな企業の取り組みを通じて、企業内のデータ保護やシステムの可用性向上、BCP(事業継続計画)構築のヒントをお届けする。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 本当に効果があるのか? VDIで得られる10のメリットを検証 2014/07/09 一昔前は、VDI(仮想デスクトップ)やシンクライアントの導入目的といえば、セキュリティ強化やPCの運用管理負荷の低減と相場が決まっていた。しかし仮想化技術の進歩などを背景に、VDIはもっと多様なメリットをもたらすソリューションへと進化している。最新のVDIソリューションはどのような機能を持ち、導入によりどのようなメリットを得られるのだろうか。ここでは10のメリットが本当かどうかを検証していこう。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 元HTC CEOが設立のAtrust Computerが放つユニークなシンクライアント&ゼロクライアント 2014/07/09 Atrust Computerは、2007年に台湾で設立された、シンクライアント・サーバなどの仮想化ソリューションを提供する新興メーカーだ。今年に入ってから日本に進出したばかりということもあり、まだ知名度はそれほど高くないが、実は同社のCEOであるHT Cho氏は、モバイルメーカー・HTCにおいて社長やCEOを務めるなど、台湾のコンピュータ業界でよく知られている人物だ。来日したHT Cho氏に、Atrust Computerの注力製品や日本市場での展開について話をうかがった。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 【特集】今こそ取り組む時!VDI導入を徹底検証 2014/07/01 マルチデバイスの台頭やBYOD(私物持ち込み)、BCP(事業継続)対策などから、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の導入が本格化してきた。従来は特定の領域で拡大してきたVDIだが、今は一般の企業が全社的に導入するケースも増えてきた。VDIは本当に使えるのか?徹底検証する。
記事 統合運用管理・サーバ監視 IIJ事例:インターネットの草分け企業が直面した、社内システム管理の課題とその解決策 2014/06/24 インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、日本のインターネット時代を切り拓いたパイオニア企業だ。現在は、法人向けのインターネット接続サービスやクラウドサービスに加えて、モバイルサービスを展開するなど、さまざまな新規事業にも取り組んでいる。ネットワークサービスとシステムインテグレーション事業の融合を目指す同社は、グループ内の合従連衡も頻繁に起きるため、それに伴って社内システムが複雑化し、システムをつなぐバッチ処理に大きな問題が発生していた。社内システムを管理する事業基盤システム部の担当者に、その問題と解決方法を聞いた。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS オールフラッシュがもたらす、ストレージの持続的かつ破壊的イノベーション 2014/06/17 最近、ストレージ業界で特に注目を浴びているのが、オールフラッシュストレージだ。同市場をけん引するピュア・ストレージ・ジャパンの志間義治氏は、「我々の製品は持続的かつ破壊的な2つのイノベーションを融合したストレージだ」と強調する。オールフラッシュは、単なるパフォーマンス改善に留まらず、ストレージの管理や設計のあり方、TCOに対する考え方までも根本的に変えてしまう。同社の革新的技術によって何がもたらされるのか?そしてビジネスへのメリットは具体的にどのようなものか。「ストレージ+フォーラム2014」で語った。
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 【特集】リスクの見える化と運用工数の削減 2014/06/17 スマートデバイスの急増、クラウドの浸透によるシステム環境の複雑化により、企業で管理すべきIT資産は多様化している。また、未知の脅威によるサイバーテロも年々巧妙化しており、昨今、IT資産管理の重要性はより一層高まっていると言える。本特集では、企業のIT資産管理における課題を整理し、その解決策を提案する。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ かないわ病院 河原技師に聞く、急性期病院への変革の起爆剤にした仮想デスクトップ導入 2014/06/16 医療法人 明仁会 かないわ病院は、石川県金沢市にある中堅の精神科病院である。同病院では、Windows XPのサポート終了に合わせてITシステムを刷新し、仮想デスクトップ環境を構築した。しかし、そこに至るまでには長い長い道のりがあり、医療機関ならではの課題と現在の医療を取り巻く環境変化が大きく影響していた。同病院でシステム刷新の中心となって活躍しているIT管理課 医療情報技師 河原直人氏と、本プロジェクトに関わった関係者に話を聞いた。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS IIJ流クラウドストレージ使いこなし術、オンプレ同等のクラウドは実現可能か? 2014/06/10 ストレージに求められるニーズが多様化している。基幹システムの統合やビッグデータ解析、BCPやグローバル展開など、枚挙にいとまがない。また技術面でも、SAN/NASから重複排除、仮想化、階層化、フラッシュまで、さまざまなものが登場している。用途や技術の選択肢が増えるなかで、インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)の鈴木透氏は、「1つのソリューションに絞り込むのではなく、ニーズに合わせて製品や技術を組み合わせる必要があります。その際にクラウドストレージの活用を考えていくべきでしょう」と語り、通信・クラウド事業者の立場から、IIJ流のクラウドストレージの使いこなし術について解説した。